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小説版 ねずみくんの日常  作者: 秋本そら
ねずみくんのぼんおどり
5/15

その1

ねずみくんの暮らす街ではお盆の時期になったようです。

おや? ねずみくんが盆踊りに出かけるようですよ。

 そう、これは8月上旬のことでした。

 遊びに来た私にねずみくんはいつものように「いらっしゃい!」と笑顔で声をかけてきてくれました。

 そして「ねえねえ、」と言うのです。


「今日はお祭りの日なんだ!

 ぼんおどりをおどるのもたのしいし、やたいもたくさんだよ! いっしょに行こう!」


 言われてみて気付きました。

 ねずみくん、今日は浴衣姿です。もちろん柄はチーズ柄。ねずみくんったら、本当にチーズが好きなんだなぁ……。

 お盆には少し早い気がしましたが、話を聞いてみると、どうぶつの街ではお盆は8月上旬なんだとか。

 と言うわけで、私はねずみくんと一緒にお祭りに行くことになりました。

 その道中で、かえるくんの家の前を通りました。


「そうだ!

 せっかくだから、かえるくんもさそおうかな?

 おーい、かえるくーん!

 いっしょにお祭り行かなーい?」

「行くー!」


 ひょっこりと塀から顔を出したかえるくん。よく見るとかえるくんも浴衣を着ています。かえるくんの浴衣はあじさい柄。かえるくんらしい浴衣です。

 かえるくんはもちろんカエルですから、もしかしたら塀をピョーンと飛び越えてこちらに来るなんてことが出来るのかなー? と思いましたが、かえるくんはちゃんと家の門から出てきて走ってきました。


「さ、行こう!」

「うん!」


 さて、いよいよ出発です。

2018年7月10日投稿「ねずみくんのさがしもの」と2018年8月19日投稿「ねずみくんたちからのおくりもの」の間に入る物語となります。

大体2018年8月上旬のお話と考えていただければ幸いです。

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