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小説版 ねずみくんの日常  作者: 秋本そら
2017/12/22 Twitter本編より
4/15

ねずみくんの冬至

「今日は冬至だね! もう月がでてるよ」

 ゆずが入ったレジ袋を手にして、ねずみくんは窓の外を指差しました。確かにそこには、綺麗な三日月がぽっかりと浮かんでいます。

「冬至の日はやっぱり……」

 ねずみくんはそう言いながら、食料庫へと向かいます。そして、自分の背丈の二倍ほどもある高さのかぼちゃをかりぽりとかじりはじめます。

 お腹がほんの少し膨らんだところで、「ごちそうさま!」と食べるのをやめて口を拭き始めます。

「やっぱりばんごはんは、かぼちゃだよねー♪」

 そのかぼちゃがおいしかったのでしょうか、嬉しそうに笑うねずみくん。

 しかし、ご飯を食べ終わったというのに、ねずみくんは食料庫の片隅から何かを取り出すと「そして……」と風呂場に向かいます。

 そして、天然風呂にも似たお風呂にゆずを浮かべたねずみくんは、頭にタオルを載せて湯船につかり、手に持った何かをパクリ。

「ゆず湯につかってチーズを食べる! やっぱりチーズはいいね!」

 こんなところでも食べるなんて、よっぽどねずみくんはチーズが好きなのでしょう。

 それはともかく、ねずみくんは今日も、とても幸せそうです。

Twitter本編はこちら↓

https://mobile.twitter.com/book_sonority/status/944133227756658688

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