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小説版 ねずみくんの日常  作者: 秋本そら
ねずみくんのぼんおどり
10/15

その6

 ふくちゃんは幸せそうにわたあめをパクリ。わたあめがなくなってしまったかえるくんに、ねずみくんは食べかけだったわたあめを一口、分けてあげました。


「おいしいのう! おに吉も一口食べるかい?」

「いいのかー? ありがと、ふくちゃん!

 ところでかえるくん、本名はなんていうんだ?」

「ほっ、本名はあまのかえるです」


 わたあめをきっかけに、かえるくんもふくちゃんやおに吉と、自然に仲良くなっていきました。


「かえるくん、わたあめをくれてありがとう。

 わしは福の神じゃよ。これから仲良くしておくれ」

「はい! よろしくおねがいします!」

「……あっ!

 またぼんおどりがはじまるみたいですよ!」

「よーし、みんなでおどろう!」


 そして、みんなで楽しく盆踊りを踊りましたとさ。


 ちなみに、盆踊りの輪の中に鬼や神様が混ざっていても大騒ぎにならないのは、多分お盆だからなのでしょうね。周りの人は多少驚いていたり距離をとったりしていますが、お盆ならば鬼や神様がいてもおかしくないと思ったのかもしれません。


 今日の話はこれにておしまい。

 またお会いしましょうね。

これにて「ねずみくんのぼんおどり」は完結となります。楽しんでいただけましたでしょうか?

3コマ漫画にして6枚相当の長さとなりました。今までの中で一番長いねずみくんのお話になりましたが、小説にしてみるとやはり短いですね。

作者の個人的な事情により、投稿がかなり季節外れのものになったことをお詫び申し上げます。

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