重要な登場人物・用語
重要事項の説明
重要登場人物
・『轟 麗鹿』
本作品の主人公。14歳。男性。
2歳の時に日本から家族揃って移住。その後、三つ下の双子の弟、妹を授かる。
しかし、7歳の時に住んでいたアブガニスがブリタニア王国の攻撃を受ける。その際に家族を失う。
その後、ブリタニア王国に占領されたアブガニスで、一人で生きるものの力尽き倒れている所を、とある人物に拾われ命を救われる。そして二年の月日が過ぎた9歳のある日、とある少年の誘いを受けて、子供反乱軍を立ち上げに参加する。現在は、零部隊の隊長を担っている。
・『クルドゥ・バロッタ』
子供反乱軍の現トップ。18歳。男性。
六年前に家族でブリタニア王国からアブガニスへと移住してきた。
父 サリウスは、ブリタニア軍の一個大隊を持たされている大佐。そんな家の次男。
そして五年前、ブリタニア王国が自国の為に無抵抗な人々を殺戮していることを知り、家出。
その後、ブリタニア王国が占領する地域でとある少年の誘いを受け、ブリタニア王国に敵対する戦力の子供反乱軍の立ち上げに貢献した。
・『ファーシベル・ルルス』
子供反乱軍の創設者。年齢不明。麗鹿やクルドゥなど多くの者たちの中心にいた人物。しかし、『敗者とは、結果を求め勝利だけを知ろうとした愚者達である。勝者とは、過程を求め敗北を知り、勝利を得た賢者である。』と言い残して、突如姿を消した。現在は生死すら不明。
・『レイ』
突如、轟 麗鹿の前に現れる謎の少女。16歳。
よく見ると今は亡き妹 轟 美海に似ているような…
重要な単語
・『子供反乱軍』
多くの人々からは、『運命に抗う者たち』、『神への挑戦者』などと呼ばれている18歳以下の若者や子供の集まり。
創設された理由は、自分たちの住んでいた国、『アフガニス』をブリタニア王国に軍事力によって占領され、資源や技術、さらには人権や自由など全てを奪われたことへの若者たちの闘争本能から創設させた。
現在は正式な団員は三千人ほどと小さいものの、同じ環境で生きる人たちから多くの支持を受けている。世界の中では、平和を乱す汚染物として敵視している国も少なくない。
・『No.』又は、『神機』
No.と書いて、ナンバーズと読む。
地下から掘り出された謎の戦闘用機体、神機。一機一機がその機体特有の特殊機能を持っている。左右どちらかの肩の部分に番号が書かれている。何番まであるかは、未だ不明。
噂では、この世界が始まる前にこの世界の中の神々のトップである『ゴッド・オブ・ゴッド』を決める際に神々が地上で闘う時に使われたと言われている。
・『人工複製機』
No.(神機)をモデルに人の手によって造り出された物。今現在の戦いの主戦力となっている。
国によってモデルとなっているNo.が違うため、活躍する場面がそれぞれ違う。もちろん、形も国によって変わってくる。
・『ブリタニア王国』
世界三大国の一つ。世界で一番の軍事力を持つ国。世界の三分の一程の領土を我が国の物としている。
子供反乱軍が取り戻そうとしている国を支配した国。その為、子供反乱軍の進行を受けている。
No.を世界で一番の三十二機機保有している。
・『アルミス帝国』
世界三大国の一つ。ヨルロース地域の中にある中規模の国。世界で三番目の軍事力を持っている。
世界で四番目に大規模なヨルロース連合と同盟を組んでいる。
轟 麗鹿たちのいるアブガニスを元々守ってくれていた国。そのため、多くの人から親しまれている。
No.を六機保有している。
・『ヨルロース連合』
ヨルロース地域の国々が組んで成り立っている組織。 No.を三機保有している。
・『ソルエル共和国』
世界三大国の一つ。世界で二番目の軍事力を持っている。ジアリス大陸を横断するように存在する国。ジアリス連盟でもっとも力を持つ国。民の平等を掲げている国。No.を四機保有している。
・『ジアリス連盟』
現存するジアリス大陸の国々が集まった連盟。大半が争いを好まない国々でできている。
軍事力はそれなりに有るものの、ソルエル共和国が抜けてしまうと半分以下の力となってしまう。
ソルエル共和国抜きで、No.はニ機保有している。
・『アフガニス』
現在は存在しない元大国。当時はアフガ大陸の八割という世界で最も広大な国土を有していた。その為、資源が豊富で高度な技術を持っていた。さらに、多くの国と良好な関係を築いていたが、数年前のブリタニア王国の突然の攻撃に対応できず崩壊。そのことにより、世界中の国々が資源を求めて争いを始めた。
その為、現在は戦争地帯となった。