1/33
プロローグ
初投稿させていただきます。vurebisと申すものです。
拙い文章ですが時間の許す限りご覧ください。
「やっと・・・ここまで来れた・・・」
見渡す限り何もない、最果ての地に二人組の男と少女がいた。
男は白衣、黒髪のぼさぼさ頭、丸メガネに片手剣を持つ何ともミスマッチな恰好で、少女は白髪を肩まで伸ばし、右目は眼帯、制服のような恰好で手ごろな杖を持っていた。
「やれやれ。ここに終焉帝の結晶があるんだろうな?」
「・・・知らない。私の結晶の情報通りなら・・・ある」
「随分と頼りない結晶様だな」
男はため息混じりの愚痴をこぼした。
「ドクター、最果ての地は・・魔素の濃度がかなり濃い・・・」
ドクターと呼ばれた男は顔をしかめつつ答える。
「ああ、随分気味のわりぃ魔素だ。これも終焉帝の影響か・・・グレンデル、お前を拾ってきた時に感じた冷や汗が出るような嫌な雰囲気だ」
グレンデルと呼ばれた少女は答える。
「だって、私の・・・」




