勝てば聖教。負けたら邪教。
人々の欲望と誤解から逆恨みされ、邪教(?)の神官たちは打ち倒された。
(自称)聖教徒たちによる蹂躙が始まる中、敬虔な(他称)邪教徒たちは世界中に離散した。
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数百年後──
神の威光が及ばない 辺境の町の孤児院で、聖教徒たちは、(他称)邪教の巫女の転生体を見つけた。
(`∀´) この子は、私たちが責任をもって立派な聖教徒に育てよう!
(*`▽´*) そして、その力を世界のために役立てるのだ!
……だが、ここで一つだけ(?)問題が発生した。
《あるところに、ごく普通の(?)聖教徒たちがいて、ごく普通に布教 活動をして、ごく普通に孤児を引き取っては育てていました。
──ただ一つ、普通でないことがあるとすれば……
その聖教徒たちは、元ヤンだったのDeath!》
( ̄^ ̄) 私が出来る! あなたも出来る!
出来るハズ──
出来なければ、おかしい!
( `Д´)/ みんな、自分の力でがんばってる!
あなたも自分の力でやりなさい!
な──、なんと!
元ヤン聖教徒たちは、根性論と精神論を掲げ、自身をアゲて他者をサゲる、およそ教育者には向かない人材だったのだ──!
そして、(他称)邪教の巫女は、一般のイメージする超人ではなく……
"あちらを立てれば、こちらが立たず。"
なタイプだったのだ!
ぶっちゃけ、一般人に神に等しい力をふるわせるのは、家庭用コンピューターにスパコン並みの仕事をさせるのと同じである。
とにかく、トロい!
そして、チョロい!
(……たとえるなら、動作 重いわ、セキュリティ ガバだわで、ヤヴァい。)
優秀なサポート役が必須であった。
しかして、孤児院から引き取られる際、サポート役とは引き離されており、ここにスパコン並みの仕事を要求されつつも、《サポートなしで》《普通の人間と同じに》考え 動くこと をも求められる(他称)邪教の巫女が爆誕した!
明日は、どっちだ?
~完~
他の人には出来ないことが出来る
=その一方、他の人には出来ることが出来ない




