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魔王、、魔物の王様?
魔物の中で1番強いとか?
人間を、、なんか、こう、、おそってくるような、、そんなやつかな、、。
魔王がいるとゆうことは勇者も??
とゆうか、、これは本当に私がいた世界なんだろうか、、日本なんだろうか、、宇宙なんだろうか、、。
私は、何になったんだろうか、、。
「さくらさん、、目が覚めましたか?」
寝ぼけた頭でぼんやりしていると司祭様が、、、あ、、なんか今日は、、。
「魔物使いだったんですか、、?」
司祭様の頭にファンタジーといえば!な青いわらび餅みたいなのが乗っている。
スライム?これ、、ラムネ味のわらび餅なんでは、、、。
「、、さくらさん?スライム食べちゃ駄目ですからね?よだれたれてますからね?」
司祭様は、スライムを頭から剥がすと、遥か遠くにぶん投げてから火の魔法で焼き溶かしていた。え、こわ。
「殺さなきゃ駄目、なんです?なにもしてこないのでは、、?」
懐いてるみたいで可愛かったけどなぁ、、。
「、、、殺さなくても、もしかしたら、よいかもですが、さっきの奴は、駄目ですね、、。」
「だって司祭様頭のられてたけど、何とも、、」
なんともなってなさそうですよ?と、いいたかったが、司祭様に近付く為に立ち上がった私の服はズタボロで粘液が所々付着していた。
「ひぁっ、、、!!?」
「ふぁっ、、、!!!み、、見てません!」
暫し固まりあい、、、。
私は、ドス黒いオーラをメラメラゆらめかしながら宣言した「絶対ゆるさん!絶滅させる!!」
その瞬間ドス黒いオーラから産まれたのは綺麗な青いスライム軍団で、、、。
『ままぁ〜』と、、むらがられ、、。
「んなっ!?えぇ!!わ、、!だめぇ〜!!離れなさいこらぁぁぁ〜!!!」
「、、、んん、っ!とめなくちゃいけない!働け理性!!!」
司祭様は、司祭様で見えない敵と戦っているらしい。
、、もぅ、、ぷりんぷりんにひん剥かれて真っ裸にされてしまった、、。
「もぅお嫁に行けない体にされてしまいましたぁ、、、」
ぐすん、、。
「、、ぁ、、それ、は、、わ、たしが、、」
司祭様が魔法使いのローブ風ワンピースを私に被せながら何か呟いた気がするが、私は、目の前に整列している青スライム共をにらみつけていた。
『ままぁ』『魔力おいしかったの〜』『悪いスライムだよ』『ゆ〜こときくの〜』『ごめんなさい〜』『ぷるん』
若干反乱しそうな気配があるが、私のゆうことはきくつもりらしい。
衣類は、ショートケーキみたいなごちそうなのだそうだ、、。
しらなかた。
「私は、さくらさんの事を守れない駄目人間だ、、生きる価値ない、、やましい気持ちでみてしまった、、いや、あの反応とかだってだって、だめぇが駄目なわけで、むりぃとか聞いてるのが無理っていうか、だってだって、、、」
司祭様は、神に祈る日課中みたいだ。
街から出て直ぐの山小屋、が、私の新たな拠点になったようだった。
「あの、、、これ状況的に私、魔王で、隔離されてるんですかね?」
「、、え、理解はや、、。そうです、ね、そんな感じです」
司祭様は、少し赤い頬のまま微笑む。
きゅん、、。
きゅん、、?おなかすいたかもなぁ、、。
お腹を押さえる私の、後ろでは胸を押さえてるりょうすけさんがいたのを、私は、やっぱり知らない。