プロローグ-2
私―ステラ・スぺキュラムは驚愕した。
私の義姉である、アウロラ・スぺキュラムが亡くなったと、知らせが届いたからだ。
義姉は私が5歳のころに侯爵家にやってきた。
彼女は一人頑張っているのは知っていたが、誰からも認められず、毎日悲しそうにしていた。
泣いているときもあったけれど、私は陰湿な苛めを受けていたので、慰めるようなことはしなかった。
だけど、彼女のことを毎日慰めていた侍女がいたような...
そんなことを考えていると、ノックの音が聞こえてきた。
「どうぞ」
返事をすると、どこか見覚えのある侍女が入ってきた。
「あ...!」
彼女はあの義姉のことを慰めていた侍女...!でも、どうして私の部屋に...?
すると、侍女の着ているメイド服についているポケットから、銀色に光るものが見えた。
「それは...!」
彼女のポケットから出てきたのは、果物ナイフだった。
「ステラ・スぺキュラム...お覚悟...!」
「っ...!」
お腹のひどい痛みとともに、鮮血があふれ出す。
どうして...私、何か悪いことしたかしら...
もしかして、義姉上が指示したの...?
やっぱりひどい人ね...信じなくてよかったわ...
そうして、私たち二人は命を落とした。




