底辺弱小サッカー部員の意地 ① ■切り出し済
サッカーの話を考えてみました
ある意味リアルな底辺高校の運動部員の悲哀など描きたいと考えてます
三浦知良のサッカーブラジル留学は有名ですが
城彰二も苦労人なんですね
YouTube見ました
大成した人、才能と努力の末勝ち取った栄光は素晴らしいと思います
ズバーン!!!
豪快なミドルシュートが味方右上のゴールネットを揺らした
ホンの一瞬の味方のガードが逸れて、ボールが空白地帯に転がった次の瞬間
スルスルと敵のミッドフィルダーが駆け上がり、かつての日本代表武田のごっつぁんゴールを彷彿させたゴールだった
俺たちは底辺高校のサッカー部員
今は三年生の卒業記念の練習試合中
そこそこの設備を備えた運動競技場を借りていた
とてもじゃ無いが、普段なら練習試合をお願い出来るような強豪チームと組んではもらえない筈だが
監督同士が強豪高校時代のチームメイトとの縁で
無理矢理頼み込んだゲームマッチだ
サッカーと言う競技は、野球よりもプレーヤーの数が2人余計に必要なある意味贅沢なスポーツゲームだ
長年定員割れの底辺高校としては、野球部員すら、定員を確保できずに、近隣の中レベルの高校へ、放課後練習に混ぜてもらう為バスで通っている悲惨な現状
相手は全員強豪校のレギュラー抜きのチーム編成だがそれですらかなりのハイレベル
ほとんどのプレーヤーは中学時代、いずれプロを期待されていたが、強豪校では今ひとつ伸び切れない部員たちだった
この練習試合で活躍してレギュラー試合のベンチ入りが掛かっているとあっては
まるで本番の試合さながらの真剣さでゲームは進んだ
前半4点、後半半ばで3点目を入れ、トータル7点を入れても敵チームの迫力は切れない
余裕綽々なはずなのに、未だに鬼気迫る敵チームの勢いは逆に不思議にすら感じる
卒業を間近に控え、本当に高校サッカー部最後の試合の三年生に
我々二年生は、いろいろお世話になった先輩方に恩返しがしたい
一年生はあまり実感は無いだろうが、やはり強豪校相手に組まれたゲームマッチは、少しでも好勝負にしたいと必死に喰らい付いて行く
せめて1点を入れて0封だけは避けたいが、残り時間はあと僅かだ
キャプテン翼
三浦知良
城彰二
JOチャンネル
※意外に苦労人の城彰二、割と印象変わります
スポーツの闇の部分もサラリと躱して、ヘディングの城の成り立ちが分かります