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参議院選を前に

作者: 天海波平

ちょっとお硬い文章かな?


切実と思っているから仕方ないけど。

 ある人は言った。


「政治に関心が無いことは、決して悪いことでは無い」


 理由としては、以下のようなことを仰っていた。


「争いがあり地面に地雷が埋まっているような国では、否が応でも政治に関心を持つことになる。政治に関心が無いという事は、健康な人が普段の健康に気をつかうことが無いのと同様に、普通に暮らせていると言えることで決して悪いことでは無い」


 確かに一理あると思う。

 だが、今の日本の政治に無関心でいられるだろうか?

 私自身は否と答える。 

 理由はいくつかあるが大きなもので言えば、


 若者の自殺だ。


 そして若者の言葉の中に小学生も含まれるのだ。

 30歳以下の自殺率は先進国でトップ。

 小・中・高学生の自殺は年間400人以上、毎日一人以上が亡くなっているのが現状だ。

 そんな現状の中で、この国の政治のトップが発した言葉は、「留学生は国の宝」である。

 自国の学生が自分の将来に絶望しているなか、他国の学生こそ宝だと言ったのである。

 あまりに無神経な発言だ。


 完全で完璧な政治国家など存在しない。

 近代国家といえど社会からあぶれ、はみ出した者や弱者と呼ばれる人らは、ある意味で「生贄」とも言い表す形で存在しており。

 その存在部分を含めて世の中が回っている事も否定できない。

 だからといって、それが若者が自らの命を絶つ理由になってはならない、理由にしてはいけない。


 子供たち、若者たちこそ国の愛すべき宝だからだ。


 子供たちが安心して笑い、私たちがその育んでいく姿を見ることが、求めるべきものではなかったのか?

 今の日本は、ある種の精神疾患を患っているように見える。

 それはおそらく冒頭の「無関心」という言葉からもきているのだろう。 

 子どもを愛せない親からくる悲惨なニュースと、将来の日本の姿というものがぼんやりと重なって見えてしまう。

 慈しみ、思いやり、相手と自分の尊厳を尊重すること。

 つまり「愛」。

 それが今の日本は稀薄になっているとしか思えない。

 何故なら「愛」の反対は「無関心」なのだから。


義務と権利の関係性から、選挙にいかずして社会や政治の不満は言うべきでは無いと思っとります。


だから選挙権ある人は、白紙投票でもいいから投票に行った後でエッセイをガンガン投稿してほしい。

※単なる希望です。


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― 新着の感想 ―
[一言] 私は先週不在者投票に行きました。 地域にもよると思いますけど、買い物ついでに投票できるのは、助かりますよ。
[良い点] 同感です。今の日本は病んでいます。 一番の病根は官僚と政治屋ですね。 症状は一千兆円をこす借金です。国内でまかなっているから、破綻は無いといいますが、そんなことはないと思います。現に、経…
[良い点] 七生も選挙行きます!
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