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登場人物・用語 5

▲フェンリル


 火属性の技を得意とするアメリカの大怪獣。


 全体としてはオオカミベースで、頭部には2本角、尻尾は爬虫類のような見た目になっている。

 体毛はまるで光り輝くような淡い金色をしている。


 古くからアメリカの人間達を、アジ・ダハーカを含む怪獣の脅威から救ってきた。

 その活躍によって米軍から『親愛なる牙獣』とも称されている。


 なお後から入ってきたヨーロッパ人と先住民の争いを見てきたが、これについては「人間同士の問題」「怪獣同士の縄張り争いと大差ない」として静観を決めていたという。


 平時は人間の金髪少女に変身し、人間の街に遊びに出かけている。

 バハムートとは友人のような関係(彼女の方が一応年下)で、彼から日本語を教えてもらった事がある。


▲アジ・ダハーカ


 アメリカにおいて最も強大で邪悪とされている大怪獣。


 自身の聖域でもあったアメリカに蔓延る人間を憎悪し、スタンピードなどを仕掛けて滅ぼそうと画策していた。

 その邪悪さから『破壊者』とも称されていたが、その都度フェンリルによって阻止されていたらしい。

 

 領土を広げるべく日本に向かった際、バハムートの迎撃に遭い命からがら逃走。

 傷を癒すまで数百年の間眠りについていたらしく、その影響でアメリカ内において死亡説が囁かれていた。


 黒髪の少年に変身する能力を持っており、この時点で知性の低い怪獣を使役する金切り音と、主要技の黒い電撃を操る事が出来る。

 

 真の姿は龍の鎧を着こんだような怪人姿で、怪獣にしては珍しく小さい。

 だが背中から3体の龍型エネルギー体を伸ばす事ができ、遠目だと3つ首龍の怪獣にも見える。


 一樹はこれについて「エネルギー体を身体の一部として加算するなら、アジ・ダハーカも立派な巨大怪獣」だと評していた。


▲スタンピード


 アメリカ内に生息する怪獣達が一斉に凶暴化し、人口密集地に向かう異常現象。

 

 北米植民地時代に初めて発生し、数えきれない死者が続出。

 植民が遅れる原因にもなった。


 発生については様々な説があったが、2回目において「アメリカの人間達を滅ぼそうとしたアジ・ダハーカが、金切り音による脳波作用で引き起こしたもの」と判明した。


▲獣の終着点


 アメリカ郊外に存在する怪獣達の墓場。


 死期を悟った怪獣が自然と向かう場所であり、周辺には鉱石にも似た高純度物質が発掘されている。

 これは怪獣の骨からあふれ出た生体エネルギーが、地下に浸透した後に結晶化したもの。


 その物質を米軍が兵器に組み込む事で、特生対のミスリルのような性質を持つようになる(詳しくは『第59話 怪獣殺しを見つめる人影』を参照)。


 発生原因が判明したスタンピードとは違い、こちらについては謎に包まれた面が多い。

 ただフェンリルを含めた怪獣達が不可侵の領域と扱っているらしく、それを破壊しようとしたアジ・ダハーカに対してフェンリルが激怒していた。

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