困惑
面会をする前に差し入れの紙を記入し、最初は便箋、下着、
漫画本3冊、後私の手紙。
これらを警察の方にお渡しして、面会室に向かいました。
今回の面会は成長したと思います。
何せ室内では泣かずに居られたんですから。
面会室でたわいも無い話をした後、私は
「どんな返事をされるんだろうか。もし既婚者だったら笑えないな。」
そんな事を考えながらその日は帰りました。
そんな中で昼から晩まで仕事をして。
次の面会に行くまでに何度「死にたい。何も信じれない。」と思った事でしょう。
でも結局親にもうこれ以上迷惑かけられんとかそんなんで死までは至らないんですよね。
そうこうしてる間にも面会の日が来まして。
また面会に向かいました。
面会室で今井さんは泣きながらこう話してくれました。
「実家が複雑で2つあって、実の実家と義実家があって、実の実家は離婚したりお父さんが暴力振ってきたり色々あって、その名前(今井あきひろ)で生きるのが嫌になって、偽名(月岡浩人)を使うようになった。
それ以降偽名で生きてきてて、東京のお店で働いてた時も偽名のままだったから本当の名前を自分でも忘れていた。
広島のお店で働いてないって言われたのは、そもそもアルバイト的な感じでしっかり入ってなかったから多分働いてないと言われたんだと思う。」と。
それから警察の方に手紙を貰って帰路に着きました。