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宇宙郵便局  作者: 差出人
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親父へ

おーい親父、そっちの世界の居心地はどうよ?親父が居なくなってから、もうこんなに年月が経つなんて早いな。俺も歳を食う筈だ。最近は白髪もちらほら出て来たよ(笑)息子もお陰さまで来年はもう高校生になる。でも安心して欲しい。息子は俺と違って嫁さんに似たんで。しかし俺はさ、年末になると毎年親父の偉大さに気付かされているよ。俺は本当に馬鹿息子だったな。親父が元気な時には、そんな大事な事にも気付けずに親孝行どころか親不孝ばっかやらかして、お袋を泣かせては親父に楯突いて、今では本当に悪かったと思っている。親父、ごめん、俺を生んでくれてありがとう。息子が俺に時々聞くよ、爺ちゃんはどんな人だった?ってさ。もっと生きててくれたら良かったのにな。親父、来年も俺の家族が無事に楽しく過ごせるように見守っててくれな。お願いします。



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