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やる気のない最強悪魔  作者: 桜我
4/4

4話

遅くなってすみません!4話です!

馬車から出たら外は真っ暗だった

イヤが来たときはまだ外は明るかったのだが

相当長い時間気を失っていたのだろう

「よく来たな、新人共」

声の主は何もないところから一瞬で現れた

黒装束を着た男?が現れたのだ

なぜ男?なのかと言うと、中性的な声+容姿が全く見えないからである

「お前は誰だ?」

「私はマルファス、ソロモン72柱の1柱、お前を、ハーデス様の元へ連れて行く」

「ハーデス様って、軍のトップじゃねぇか!」

「ちょ!なんでこいつが、ハーデス様の所へ行くのよ!」

「お前には関係ない」

「なんでこいつだけなのよっ!私とニュクスはどうするの?!」

「お前達は老婆と共に本部の中で待機していろ」

ハーデス様の決定だ、文句があるのなら直接言え」

「ぬぬぬ…」

そうマルファスが言うとイヤは黙った

「さて、では行こうか」

そうマルファスが言った次の瞬間、景色は室内へ変わった

いきなりの事でビックリしたが

そんなことよりも目の前の椅子に座っている女性に目がいった

見た目は20代前半くらいの綺麗な女性だ

多分この女性がハーデスだろう

「よく来たな、マルファス、外へでろ」

「はっ」

マルファスが消えた

「お前が伝説の悪の悪魔か」

「あ、あぁ、そうみたいだな」

「お前名は?」

「俺はアンリ、昔ここの軍人だったアジダカーハの息子だ」

「ほほぅ、そういうことか」

何かを悟ったようにハーデスは笑った

「じゃあお前、魔法が対して使えないだろう?」

「な、なんでそのことを?」

「それはな、お前の親父さんが封印したからさ」

「なんだとっ?!」

自分の能力が制限されていた驚きと、その制限をかけたのが実の父親だった事にとても驚いた

「軍に入ったからにはその封印は邪魔だろう?」

「その封印を解いたら俺は魔法が使えるのか?」

「もちろん、お前の親父さんが使えた魔法もすべて使えるぞ」

「と、父さんが使えた魔法だって!?」

驚くのも無理はない、アンリの父、アジダカーハは千の魔法が使えたという

厳密には千ではないのだが千以上使えたかもしれない、軍にもわからない魔法が使えるかもしれない

「なんで、父さんの魔法が使えるんだ?」

「それは、我々の先祖が昔行っていた、今じぁ、禁止している儀式を行ったからだ」

禁止されている儀式…いくつか知っているがどれも死の危険性を持つ儀式ばかりだ

おそらく父さんが行った儀式もそうだろう

「そういうことだったのか…」

「まぁ、お前は今日から私の兵士だ、封印は解いてやろう、だが条件がある」

「な、なんだ?」

「私の右腕となれ」

魂や命など言われると思ったのだが、しかし、軍のトップと右腕だ

相当重要なことだろう

「わかった、貴女の右腕となろう」

「よし、契約成立だ、こっちへ来い、アンリ」

「あぁ」

ハーデスの元へ行ったらいきなりナイフで刺された

だが不思議と痛みはない

「なんなんだ、これは?」

「これは解呪のナイフさ、君の親父さんから預かったんだ」

「そーなのか、で、これで封印は解けたのか?」

「あぁ、試しに何かしてみるといい」

試してみるといいと言われてもアンリは魔法という魔法を使ったことがない

まぁ、自分の思うようにしてみるかと、壁に向かって拳を向けた

そして、炎をイメージして手を開いた

バァァァァン!!

手からでた炎が壁を突き抜けた

「うぉぉぉ!これが魔法かっ!!」

「フフフ、最初でこれならこれからが楽しみだな

よし、では明日から特訓に行くぞ」









日にちをまたいで書いたのでおかしなところがあったらすみません!

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