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やる気のない最強悪魔  作者: 桜我
3/4

3話

アンリが気を取り戻した所からスタートです!

色々あって疲れていたので誤字があったらすみません!!

「……ん」

目が覚めた、どうやらまだ馬車の中のようだ

(あれ、俺何で寝てたんだ?)

そう思ったのも仕方ない、起きた感じがいつもと一緒だからだ

ふと右手を見てみると、包帯が巻かれている

その包帯を見た瞬間、自分の腕が切り落とされたのを思い出した

思わず叫んでしまいそうになったが先ほどから、頭に柔らかいものが当たっている

枕は持ってきてないしなんなんだろうか

上を向いてみるとニュクスがいた

いやニュクスの顔がめっちゃ近くにあった

まてまて何が起こってんだ、あ、もしかしてこの頭の柔らかいのニュクスの太ももなのか?!

今すぐに起きたかったのだがニュクスが寝ているのでそうもできない

起きるまでこの状態とは恥ずかしさで死んでしまいそうだ

ニュクスには本当に早く起きてもらいたい、この状況の事もあるが、腕のことも聞かなくてはならない

いくら俺の回復力がすごくても、腕がくっつく程のものではない、精々骨折を10分くらいで治すくらいだろう

それでも他の悪魔からはすごいらしいが、もっと凄いことが自分に起きていた

「目が覚めたんなら、早く起き上がりなさいよ、この変態」

「へ、変態とはなんだ!起き上がったら、ニュクスが起きちゃうかもしんぇだろ!」

「あんた、声大きいわよ、彼女起きちゃうんじゃない?」

「んん?どうしたのアンリ?」

「ほーら、起きちゃった」

「お、おぉ、起きたのかニュクス、できれば早くどいてもらえると嬉しいんだが」

「えぇ?なんで??」

おぉっと、この方天然でらっしゃる

「ま、まぁ兎に角どいてくれ!」

「う、うん、わかった」

やっとどいてくれた

ニュクスは俺のためにしてくれたのだろう、それは本当に嬉しい、だが流石に恥ずかしすぎる

「ねぇ、アンリ、何でどいてほしかったの??」

こいつわざとなのかと思ったが、ニュクスの顔を見る限りわざとじゃないのがわかる

「いや、あの、その…」

「そりゃ、年頃の男が女の子に膝枕されたら色々とあるでしょ、ねぇ?」

イヤが俺の言いたかった事を代弁してくれた

「えぇ、そーなの??」

相当な天然っぷりだ、ここまできたら、もうすごいとしか言えないレベルだ

「あ、そういやてめぇ、よくも俺の腕切り落としてくれたな!!」

「私を子供扱いしたあんたが悪いのよ、自業自得だわっ!」

「あぁ?てめぇが、ガキみてぇなだからしょうがねぇだろうが!」

「あんた、次は首を落とすわよ!」

と言い、イヤはまたナイフを取り出した

「おぉっと、すまないすまない、俺が悪かったって、ナイフしまってくれよ!」

「次はないわよっ!」

ナイフをしまってくれた

「そ、そういえば俺の腕ってどうなったんだ?」

「あぁ、それは私の魔法よ」

ニュクスが名乗った

俺はてっきり老婆が何かしたと思ってたのだが

「ということはニュクスは治癒魔法が使えるのか?」

「うん、まぁ、治癒魔法以外使えないんだけどね」

「使えるだけいいじゃないか!俺なんてコップ一杯の水を凍らせるくらいしか…」

「ぷっ、あはははは!」

「だ、大丈夫よっ!これからこれから!」

ここまで笑われ、気を使われるとは…

情けない…

この歳でコップ一杯の水を凍らせれるだけの魔法なんて笑われてもおかしくない

いや、今まで何も言われなかったことがおかしいのだ

「けど軍で魔法学べるんだろ?なんとかなるんじゃねぇのか?」

「この歳で、コップ一杯の水を凍らせるだけなんて、もう才能がないのよ(笑)」

こんなにストレートに言われるとさすがに凹む

「そ、そんなこと言うなよ…」

「そ、そんなに落ち込まないでよ、わ、悪かったわね、少し言いすぎたわ」

なんだ、こいつ可愛いとこあんじゃねぇか

「まぁ、精々頑張りなさいっ!」

「アンリファイトっ!!」

女の子2人に応援されるのは嬉しいが、なんか嫌な気分だ

「おい、お主ら、本部に到着したようだぞ」

老婆が到着を知らせてくれた

「さーって、頑張りますか!」



読んでいただきいありがとうございました!

次からは軍の中からスタートです!

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