第01話
まず自己紹介しますね、私はシェラハ、六歳の女の子です。
港町コーラルに住んでいます。
父親は漁師、母親は薬師をしています。
で、何故か前世の記憶があります。
前の私は現代日本で女子大生やってました。
どうやって死んだかとかは覚えて無いんですけど、今の自分が三歳位の時に記憶が蘇っちゃいました。
蘇った時は大混乱だったんですけど、あまり深く考えない性格もあり、まあいっかという結論に達しました。
さて、この世界何ですがまず異世界です。魔法とかあります。魔物とかもいます。獣人やエルフやドワーフとかも居ます。レベルとかもあって、見ることも出来ます。
文明的にはそれ程発達していませんが、魔法とかのおかげで凄く便利な部分もあります。
で、こんな世界に生まれまして、少し周りを見てみると面白そうなのが二つ見つかりました。
一つは魔力、まあこれは魔法があるって話しましたし、その素って感じで、この世界の生物全てが持ってるらしいです。無機物も持っている物もあるそうです。
もう一つは闘気、これは動物は殆ど持っていて、魔力と違う所は魔力は外に作用して、闘気は内に作用するって感じなんですが、魔力で身体強化したり、闘気を飛ばして攻撃したりも出来るらしいです。
で、やっぱり魔力と闘気二つを合成して何倍もの力にするとか定番だと思うんですよ。でもそんな事が出来る人今まで一人も居ないらしいんです。まだ六歳の身としては、本当に居ないのか、不可能なのか、誰もやろうとしたことないのか、詳しい事は分からないんですけどね。
只、人間なら誰でも魔力も闘気も持っていますが、魔力と闘気は反発する為、制御が難しいですし、一つに絞った方が強く成りやすいので、得意な方のみを修練するようにしているそうです。
だから戦士タイプは闘気、魔術師タイプは魔力に偏って修練するって感じです。
でも私は、両方を同じ位上げ、融合を目標に頑張ってみる事にしました。
少し話変わりますが、この世界の物には属性ってものがあってですね、火、水、風、土、の四属性があります。
誰でも属性は一つで私は水属性です。
魔法は自分の属性の物しかほとんど使えません。
闘気にも属性は影響して、例えば身体強化だと、火は攻撃力アップ、風は速度、土は防御力、そして水は器用さ、身体の動かし方等が強くアップするそうです。他のも多少は上がりますが。
色々説明しましたが、三歳の頃より魔力と闘気のコントロールに奮闘して来ました。四歳に成った辺りから身体も動かすようにして来ました。
魔力については水を生み出し自由に操れるようになり、少しですが氷も生み出せるようになりました。
闘気は少しながら身体の外に出せるようになりました。
さてこれから魔力と闘気の合成に挑戦してみたいと思います。
先ずは、手を魔力と闘気両方で強化してみる。
…うーん、どっちも効果はでてるけど、1+1って感じで合成って感じじゃないなぁ。(実はこれだけでも結構凄いことだったりした)
次は右手の上に魔力を左手の上に闘気を集め、なるべく同じ量になるよう調整して合わせてみる。…うん、無理っぽい。水と油って言うか、磁石の同極を合わせてる感じ、全く混ざらないし、反発するし。
コントロールが下手とか力が弱いとかそんな問題じゃなさそうなんだよね。まぁ、今日はこんなもんで止めとこう、そんな簡単に出来るとは思ってないし。
これからは魔力と闘気の修練と共に魔力と闘気の性質や形態の変化を研究してみようかな。
それに、ちょっと独学で頑張るの辛くなってきたので、まあもう少ししたら、学園に行くしそれからでもいいかな。
シェラハ
魔力/闘気レベル:12/12
STR:F(E) VIT:F(E) AGI:E(D) DEX:D(B) INT:E(D)
()内は身体強化した時の状態
スキル:強化(魔力)12,強化(闘気)20,水魔法24,氷魔法6,闘気放出5
魔力と闘気の融合に失敗した次の日、今日は父に付いて漁に行く事にしました。ちなみに五歳の頃から偶に船に乗せて貰ってます。
「父さん、じゃあ行こうか」
「ああ」
はい、初登場。私の父親ギリアム、歳は25、風属性の魔術師タイプ、帆に魔法で風を当て高速で船を乗り回す、ちょっと無口なイケメンです。
さて、船で三十分程で沖に来ました。
「じゃあ、私潜ってくるね」
「ああ、気を付けろ」
父さんが網で魚を取っている間、私は海に飛び込み、海女さんになります。
うん、やっぱりいつきても綺麗だ。
沢山の魚と珊瑚、透き通った水、それからついでに海の魔物。
私は魔力で水圧、水流を操作し、闘気で身体強化することで今では一時間位潜水する事ができ、100m位素潜り出来る。今日の獲物は何にしようかな…、おっ!あれは大王イカ(私命名、本当の名前は知りません)じゃないか、うん久しぶりにイカフライ食べたいな。イカの調理法を考えていると、イカが襲って来た。
大王イカは2m位の全長のイカで足に捕らわれると結構ヤバかったりするが、まあ今の私には雑魚だったりする。
速さでは負けることはないし、水圧操作で圧殺出来る。
只ちょっと大きくて船まで上げらんないので、父さんの網に引っ掛けて揚げてもらう。
「ただいまー」
「おかえり」
あの後、イカ以外にも数十の魚を網で取って(私はイカで満足したので泳いで遊んでた)、自分家で使う分だけ持って後は父さんに任せて先に帰って来た。
ちなみに初登場の母親シェリル、24歳、水属性の魔術師タイプの美人さんです、現在妊娠中。
「今日は大漁だよー」
「そう、怪我はない?」
「うん、大丈夫、大きいイカが穫れたから今日はイカフライ作るね。食べられそう?」
「ええ、大丈夫だと思うわ。ありがとう」
それから、イカ尽くしの晩御飯を、帰ってきた父さんと三人で食べる。
「うん、おいしい。料理も出来るし、寮生活も問題無さそうね。」
「うん、大丈夫だよ。問題は出産に立ち会えそうにない事位かな」
「そうね、片道五日もかかるからねぇ、難しいわね。まあ大丈夫よ夏休みに帰って来る時には、無事にあなたはお姉ちゃんになってるわ」
「うん、楽しみにしてる」
お腹一杯食べた後、自分の部屋に入って、魔力と闘気の変質を試して眠った。
イカを食べた日から数日が経ち、今日は学園への出発の日である。
私が行く学園はフローリア学園と言って、将来騎士や魔術師、冒険者等を目指す、魔力と闘気の活用に重きを置いて習う学園である。
「じゃあ、いってきます」
「ああ、行ってらっしゃい」「行ってらっしゃい、気を付けてね」
「うん、母さんも気を付けて、夏休み楽しみにしてる」
手を振る母さんと父さんに手を振りながら、馬車に乗り込む。
暫くして港町コーラルの六歳の子供達五人が馬車で一斉に出発する。
実は魔力と闘気の修練や父さんの漁とかに付きっ切りであんまり同年代の子供と遊んで来なかったので、一人を除いてあんまり知らなかったりする。
その一人は家族ぐるみの付き合いの幼なじみで名前はローレン、土属性で、身体が大きく、縁の下の力持ちな男の子である。
「ローレン、学園楽しみね」
「うん」
実は、独学で修練して来たので他の子供がどの程度のレベルなのか、いまいちよくわからなかったりする。
あんまり目立ちたくないので、学園では平均位を目指したいが平均ってどれくらいなんだろ?
私は他の人と違って二つとも合わせて上げているので平均位になるかなって思っているけど。
ちなみにローレンは私の修練に付き合わせていたので、闘気レベルは私より高かったりする。
魔法には向いてないみたいだったので、完璧戦士タイプである。
「さて、どうなることやら」
「?」
シェラハ
魔力/闘気レベル:13/13
STR:F(E) VIT:F(E) AGI:E(D) DEX:D(B) INT:E(D)
スキル:強化(魔力)14,強化(闘気)23,水魔法26,氷魔法8,闘気放出8
ローレン
魔力/闘気レベル:2/15
STR:E(D) VIT:D(B) AGI:F(F) DEX:F(E) INT:F(F)
スキル:強化(闘気)30,土魔法2,闘気放出15,盾術25
五日かけてやって来ました、学園です。
五日間は何度か弱い魔物が襲って来たりしましたが、付き添いの大人が追い払ってくれましたし、何の問題もありませんでした。
先ずは寮に向かいます。
うーん、私の他にコーラル出身で二人女子がいるみたいですけど、何故か避けられてるみたいなんですよねぇ、なんでだろ?
…まあいっか、気にしない気にしない。
さて私の部屋は301か、角部屋だね、ルームメイトはどんな子だろう?
寮はニ人部屋らしいけど。
まだルームメイト来てないみたい、明日入学式だから、今日中に来ると思うけど。
荷物を整理していたら、ルームメイトがやって来た。緑色の長い髪に青みがかった瞳の可愛い娘だった。
「はじめまして、王都出身のフィアナ=カトラルよ。よろしくね」
「港町コーラル出身、シェラハです。宜しくお願いします。」
「そんな丁寧に喋らなくて良いわよ、多分長い付き合いになるんだし」
「うん、わかった。えっと姓があるって事は貴族だよね?」
「一応そうだけど、学園内では関係ないし、気にしなくて良いわよ。」
うん、いい子そうで良かったー。
それから晩御飯まで色々お話した。
フィアナは風属性で魔術師タイプを目指しているらしい、レベルとかまでは聞いてないが、かなり出来そうな雰囲気がある。
「そろそろ食堂行こうか?」
「うーん、私作ろうか?」
実は部屋には小さいながらキッチンがあるのだ、何か高等部の学園の生徒が作った魔具らしく、水道っぽい物とコンロっぽい物だけだが、まあ充分である。
その事は知っていたので鍋やらフライパンやら包丁やら、最低限の調理器具を持って来てたりする。
食堂の場所が地味に遠いので特に朝は部屋で作ろうと思ってる。
「え?作れるの?」
「うん、偶に家で作ってたし」
「でも、材料はどうするの?」
「此処に着く少し前に買っといたから、大丈夫。」
「へぇー、じゃあお願いしていい?」
「うん、じゃあちょっと待ってて。」
えっへっへ、オムライスを作りたいと思います。
コーラルには無かったけど、学園のある街、此処フローリアの市場で米を見付けたんだよねぇ。
前世では大好物だったけどコーラルで米を見た事無かったから、半ば諦めてたんだよねぇ。
予め米は炊いてるし、後は簡単。
…はい、出来たー。オムライスの完成です。
「出来たよー」
「おいしそうね。何て料理なの?」
「オムライスだよー、私の大好物なんだ」
「へぇー、…美味しいっ!」
「そう、良かった。…うん、良い出来だね」
それから、二人でオムライスを大満足で食べ終わった。
「食堂ちょっと遠いし、これからも偶に作るね。材料的には明日の朝も任せて。」
「そう、ありがとう。でも、シェラハにしてもらってばっかりだと悪いから、…そうね、明日一緒にお買い物行きましょう。代わりに何かプレゼントするわ」
「そう?うん、ありがとう」
何か六歳児同士の会話じゃないなぁ、と思いつつ。
明日からの学園生活を楽しみにしながら眠った。
そして朝六時半に目覚めた私は先ずお米を炊く。
うーん、炊飯器欲しいなぁ、あと冷蔵庫と電子レンジも。
魔具かぁ、ちょっと探してみようかなぁ。
魔具の事について考えていると、フィアナが起きてきた。
「おはよう、早いわね」
「おはよー、米炊くのがちょっと手間掛かるんだよね」
「そう、ごめんね。任せっきりで」
「気にしないで、私が好きでやってるし。…よし、出来た。じゃあ朝ご飯にしよう!」
朝ご飯はハムエッグとチキンスープとご飯。
出来れば味噌汁飲みたいけど、米は見つけたけど味噌はまだ見つからないんだよねぇ。
醤油も無いのでハムエッグに掛けるのは私の自家製ソースである。
「うん、これも美味しいわ、料理上手なのね」
「ありがとう」
朝ご飯を食べ、丁度良い時間になったので、入学式が行われる講堂に向かう。
向かう途中でローレンとローレンのルームメイトを見付けたので自己紹介しながら歩く。
「ユリウスだ、イシス村から来た。よろしくな!」
「ローレン、港町コーラル出身、よろしく」
「フィアナ=カトラルよ、王都出身。よろしくね」
「私はシェラハ、ローレンとは幼なじみだよ。よろしく」
それから、属性の話(ユリウスは火属性)やご飯の話(食堂の話も聞いた、今日の夜は、どんな料理が出るのか知りたいので行ってみようと思う)等を話しながら講堂に着いた。
講堂はかなり広く(一学年は二百人位だそうなので、初等部三年、中等部三年、高等部三年で全部で最大千八百人位生徒が入る事になる。)立派な物だった。
小、中、高と入学式の日にちがズラしてあるので、今日は初等部だけの入学式である。
学園長の長い話を聞き、担任の先生を紹介され、その他諸々があり、何の変哲もない入学式が終わる。
この後は教室でHRで終わりである。
ローレン、フィアナ、ユリウスとは一緒のクラスだった。
「はい、私は一年戦士科Aの担任をすることになっています、ヒューイ=アイリスです。何かあれば気軽に聞いてきて下さい。それと一ヶ月間は色んな勉強をして、五月より色んな科に別れて科独自の勉強を主にやって行く事になります。途中で変更する事も出来ますが、ひと月の勉強をふまえて、よく考えて選ぶようにして下さい。
はい、それでは自己紹介をやってもらいますかね」
ヒューイ先生は金髪碧眼のイケメンだった。
私のタイプじゃないけど、モテそうである。
その後自己紹介も無難に終わり、解散になる。
「それでは今日はこれで終わりです。只、四時から寮の方で説明会がありますので忘れずに行って下さいね」
先生に挨拶して教室を出る。
「昼ご飯どうしようか?」
「買い物ついでに外で食べましょう」
「そうだね、じゃあローレンとユリウス、荷物持ちお願いね」
「直球過ぎねぇか!?」
「うん、わかった」
フィアナに外で食べようと言われたので、ローレン達も誘うと、ユリウスが騒ぎ出したが、ローレンは頷いてくれた。
そんなローレンを見てユリウスが驚いているが私とフィアナは無視して歩き出す。
「なあ、お前とシェラハってどういう関係なんだ?」
「え?幼なじみ」
「いやそれは知ってるけど、何て言うか何でも言うこと聞きそうっていうか」
「そんな事無いよ、荷物持ち位何でも無いじゃない」
「はぁ、まあいっか」
「シェラハ、何か欲しいものある?」
「うーん、調理用の魔具とか?」
「どういったの?」
「冷やした状態で保管しておく入れ物とか、自動で熱を調整するやつとか」
「あるかしらね?まあ行ってみましょうか」
初めに行くところが決まり、魔具屋に向かうが使えそうなのは無かった。その後は服屋や雑貨屋(ここで金属製の箱をフィアナに買って貰った、氷魔法で氷を出して冷蔵庫にしてみようと思う、最終的には魔具に出来ればいいかな)、市場、後はユリウスの頼みで武器屋を巡り、喫茶店で一息ついた。
「あんなので良かったの?プレゼント」
「うん、食材を冷やして保管する魔具が欲しかったけど、無かったからあれで何とかしてみる。
あー、二人共ご苦労様。」
ローレンは箱を、ユリウスは服やら食材やらで両手一杯に荷物を持っている。
「そういえば、進む学科どうするか決めてる?」
選べる学科は戦士科、魔術科、魔具科で、中等部よりそこから枝別れして更に特化していくらしい。戦士は武器毎、魔術は属性毎、魔具は鍛冶、細工、服飾、特殊等に別れるようだ。
そして、高等部から職業別に別れていくらしい。
「俺は戦士科だな、その後剣士科に行くつもりだ」
「僕も戦士科だね、その後はまだ決めてないけど」
「私は魔術科ね、シェラハは?」
「私は魔具科に行こうかなって思ってる。色々作ってみたいかな」
その後、簡単に食べつつ、色々話をして、寮に帰って来た。
もう三時半なので直ぐに寮の説明会に向かう。
「えー、時間になりましたので始めます。私は高等部騎士科三年のミラ=アークライトです。今年の寮長を務めます。寮の規則等は配った用紙を後でよく読んで置くようにして下さい。この説明会ではあなた方初等部の新入生を監督する中等部の方を紹介します。」
初等部一年を中等部一年になったら監督する事になっているらしい、それが三年続くとの事、現代日本でいえば小学四年生が一年生の面倒を見るようなもので、大丈夫だろうか?と思ってしまう。
私達の監督をする二人は背が高く宝塚って感じのエルフさんと、背が私達と殆ど変わらない(ほんのちょっと先輩が高いかな?)ストレートで髪の長い人だった。
「先ずは自己紹介だな、私はアイリス、見ての通りエルフだ。中等部弓士科一年だな」
「私はミューズ=リアクト、中等部火魔術科一年だよ」
「フィアナ=カトラルです。宜しくお願いします。」
「シェラハです。宜しくお願いします。」
「うん、宜しくね。私達は603号室だから何かあったら部屋を訪ねてね。後はー…?何かあったっけ?」
「こんなもんでいいだろ、何か質問はあるか?」
「えっと、今の所は無いです。何かあれば聞きに行きますね」
「うん、じゃあ時間も余ってるし無駄話でもしようかー」
そこからは本当に学園や寮の事に無関係の話で時間を潰した。
その結果解ったことは先輩二人は料理が苦手で、甘いお菓子が大好きということ位である。
そして晩御飯位の時間になったので説明会は解散になった。
私達四人はそのまま一緒に食堂に向かった。
「おー、結構種類一杯ありますねー」
「そうね、美味しいし安いし、良い食堂だと思うわよ。後はもうちょっと寮から近くて、人で混雑してなければ良いんだけど」
この学園には食堂が一つしか無い。かなり広いが人も多いので混雑する。昼とかもっとヤバそうである。
でも料理に関しては美味しそうだし、種類豊富だし文句無しに良さそうだ。
今日はパスタにした。キノコのクリームパスタである。
「空いてる時間とか無いんですか?」
「んー、朝は七時前だとそんなに居ないわね、昼は一杯よズラせば減るかもしれないけど昼休み終わっちゃうからゆっくり食べれないし、購買で済ますのも手ね。中には外に食べにいく人もいるみたいね。夜は八時過ぎれば減るわね。」
「そうですか、シェラハどうする?」
「朝は私が作るよ、昼はたまに弁当作るから他は購買で済まそうか、夜はちょっと時間ズラして此処に来よう?」
「わかったわ、私もそれで良いわ、明日からは手伝うからね」
「うん、ありがとう」
「おー、料理上手なの羨ましいわねー、私達先輩なのに情けないわ」
「大丈夫だ料理出来なくても生きていけるから」
「開き直っちゃってるし」
ご飯を食べて、私はフィアナがシャワーを浴びている間に魔力と闘気の融合を試す。
うーん?魔力の方は色々やれそうだけど、闘気がなぁ、闘気の変化は難しい。
明日からの授業でヒントか何か見つけないと先に進めそうにないなぁ。




