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2話 森へ…

小説書くって難しいですね。

書いてみて実感しました。

しょうもないものですが

見てくれると嬉しいです。

プニプニを踏みつぶし、

俺達は森の方へ歩いていった。

幹の太い木が何本とそびえ立っている

どこか神秘的で落ち着く空間だ。


だがここは魔物がうろつく世界。

落ち着く暇など無かった。


目の前に現れたのは、

全身が薄い黄緑で、細い

四肢を持ち、羽をぱたぱたしてる

妖精みたいなヤツだった。

いや、まんま妖精だ。

人間を思わせる風貌をしているが、

皮膚の色や羽などからみても、

人間ではないことが確かに分かる。


「プニプニよりは強そうだな」

と俺が呟くと、

「プニプニと比べちゃダメだよぅ」

とハチャが言う

「おにーちゃんは無敵だもんね」

「おい、とりあえず戦うぞ」

「「「はい」」」

威厳のある

ゴウの一言で全員身構える。

相手は1人だ、こちらは4人。

戦闘開始…その時だった。


がこぉーん


突然巨大な石板が落ちてくる。

…ああ、アレか。メッセージ。

ゲームとかでよく見るやつだ。

それを落としてくるとは。

下手すりゃステータスに殺される

のではないか?


[フェアリーが現れた!]

と石板には書いてあった。

続いて文字が変わり、

ステータスが表示された。


主人公・青年

レベル1

HP14

MP0


妹・ルリ

レベル1

HP10

MP25


魔法使い・ハチャ

レベル1

HP14

MP34


戦士・ゴウ

レベル30

HP314

MP122


よぉし。ゴウも

強さが戻ってる!体温を取り戻したな。

全員が武器を取り出す。

そこで気づいた。

そういえば…俺だけ武器が無い。

妹はハエたたきを持っているし、

ハチャも魔法使いらしく杖、

ゴウなんか戦士らしく鎧に剣。

俺だけ素手。序盤なら当たり前

なのかもしれんが。


「俺から行くぞ」

言い出したのはゴウだった。

敵は序盤の弱そうな妖精、

ゴウはレベル30の戦士。

一撃KOもあり得るレベル差だ。

ゴウは剣をかかげ、

妖精めがけて振り下ろした。


閃光の如く妖精が切り裂かれた。

と思ったのだが…


妖精は羽を斬られただけで

片方の羽を失ったが

それ以外ダメージは受けていない

ようだった。

身のこなしがよく

攻撃を上手くかわしたようだ。


「私も攻撃してみたぁい!

いいかな?おにーちゃん」


妹のルリに目をキラキラさせて

お願いされた。もちろんOKを出した。

ルリにお願いされると断れない。

俺はダメなお兄ちゃんだ。


ルリは妖精の近くへ歩み寄る。

そして、


べちん


何の前触れもなくきつい一撃が

繰り出される。

妖精は反応できず綺麗に顔面を

ハエたたきでぶっ叩かれた。

妖精はその場に這いつくばった。

石板の文字が変わった。この石板は

どういう仕組みなんだろうか。


[フェアリーを倒した!経験値0.85と

2ゴールド獲得!]


少ねえなオイ


ゴールドもそうだが経験値!

まさか少数いくとは。

プニプニを踏み潰し、

妖精をぶっ叩き、

得られたのは

経験値2.85と3ゴールド。

ちなみに薬草というRPGには

不可欠の回復アイテムは一個10ゴールド。


なんてこった。薬草ひとつ買えん。

大丈夫なのかコレ。

魔王倒すとか以前の問題だろ。

嘆いていた俺にゴウが言う。


「こんなのばっかり倒しても

仕方ない。進もう。んで、

もっと強いの倒そう」


俺もそのつもりだった。

もちろんルリも、ハチャも。


そして俺達は

新たな敵求め歩き出したのであった。


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