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004 アースラットのホルミ
5歳になったレンリーが最初に着手したのは、荒れた土地の利用だった。
庭を荒らす害獣として嫌われていたアースラットのテイムだった。
「いいかい? 無理な労働は禁止だ。しっかり休んで、しっかり食べる。それが一番効率がいいんだから」
レンリーはアースラットのために、風通しが良く清潔な「小さな小屋」を建てた。さらに、レンリーの魔力を「給与」として支給する。
前世では「代わりはいくらでもいる」と言われ、使い潰された。その悲しさを知っているからこそ、彼はテイムした魔物を「駒」ではなく「パートナー」として扱った。
結果、屋敷裏にあった畑2面分を耕すことができた。
夜、家族に報告すると。
「良くやった明日領民に作付けを頼むとしよう。」
と父様は言っていた。
明日更にアースラットと契約し、領民が飢えないようにしなければ、と気合を入れるのであった




