表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
病記  作者: バズ
6/7

6章

暑さから始まる

一日がかりの大騒ぎ

シャントの管理の他に

やる事がある

血行を良くするクリームを塗り

血管を撫でるようにマッサージ

これを続けることで

血管が太くなる

早い段階でシャントを作ったのは

血管を育てる時間が必要だから


ある暑い日

我が家にはクーラーが無いので

しんどくてしょうがない

夜になってもまだ暑い


寝ようたしたらた時、軽い吐き気がした

吐いたら楽になると思い

コップで2~3杯水を飲んだ

しばらくして

吐き気が強まったのでトイレへ

スッキリしたので寝ようとしたら

少ししてまた吐き気が

お腹はカラのはずなのになぜ?

とにかくトイレで吐いてみると

トイレが真っ赤になった

血?それもこんなに!?

その後、何度もトイレで吐血

体の血全部出るんじゃないか

そう思うくらい血がドバドバ出た。

何度目かの吐血の後

(また出るだろうから

もう1回吐いてから部屋に戻ろう)

と思ってトイレの前で待機

予想通り再び吐き気

吐いた後、部屋に戻ろうとした


ガサッ

ビニールの感触

(あれ?ここ廊下?)

廊下に置いてあったまとめた古新聞

それを枕に膝立ちの体勢になっていた

また意識を失ったらしい、

吐きすぎて血が足りなくなったのか?

とりあえず吐き気は止まったので

寝ることにした


~翌朝~

目覚めてすぐシャントを触ってみる

…………?何も感じない

いつもなら軽い振動を感じるのに

まさか……………シャント止まった?

大慌でシャントを作った病院の

緊急外来へ

腕のマッサージを受け

かすかに血の流れが戻った

念の為かかりつけ医にも

行くように言われ具合が悪かったが

かかりつけ医に所へ

かかりつけ医でもマッサージも受け

今度は隣の市の病院に行く事になった

具合が落ち着いたので

待合室のウォーターサーバーで

水を飲んでから向かった


隣の市の病院の受付に着いた時

吐き気がしてしょうがないのでトイレへ

[嘔吐、ゲロの人はこちらへ]

専用のトイレに吐くと

真っ黒な水が出た

どうやら黒い粉の様なものが

混ざってるみたいだ


それでも具合の悪いのは収まらず

この病院で手術を受けることなった

血管に風船を入れて膨らませる手術

短時間で終わり抜糸も不要

手術後帰宅しても具合が悪いので

内科に行こうとしたが

休みなので最初に行った病院へ

診察の結果

ナトリウムが足りないということで

点滴を受け

具合は良くなった

はずだったのだが……


まだ終わってはいない

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ