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7:今朝の寝床は濡れてないけど

三日目の朝が来た。うん、今朝は普通に目が覚めた。寝床も濡れてないね。夜も明けているし、トイレに行こうと部屋の扉を開けて廊下に出ようとしたら待機していた年長のメイドさんに窘められてしまった。「寝間着のまま部屋から出るなどはしたない。ただいまお着替えをお持ちします。」って。そうかー、寝間着で部屋から出るのダメなのね。おしっこしたいんだけどなー。

いいか、私達みたいな女の子はおしっこあんまり我慢できないのが普通って思われてるはずだし。おかしくないよね。そう判断して立ったまま一瞬だけもじもじっってしてからそっと力を抜いちゃった。ちょろちょろちょろって出始めて、綿の下着にじわーって広がって行く久しぶりの感覚。でもおむつじゃないから足を伝って流れ落ち、室内履きを濡らしてネグリジェの足元に水たまりが広がる。気持ちいい。うん、これこれ、ユリの時に楽しんでたのとおんなじ感触だ。こちらの昼用の下穿きってお漏らししても下着にじわーってしみて広がる感覚が薄いんだよね。やっぱりこっちの方がいかにもお漏らししちゃったっていう気分になる。こっちの世界、ジーンズのショートパンツとか綿のスラックスとか無いのかな。どうせならそういうのでも・・・。って思ったけど、お嬢様なリリーの私じゃそういうのが有っても着させてもらえないかもと気づいた。そうだ、今度馬場を見学させてもらおう。お嬢様でも乗馬服なら着させてもらえるかもしれない。

そんな事を考えてたら、やっぱりメイドさんは慌てることもなく朝のお着替えセットを持ってきて手早く私の作った水たまりも始末してくれた。やっぱりこういうのも普通にあったんだね。

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