・ドルマルド=レジスチーナム
◇ドルマルド=レジスチーナム
伸長:190センチ
年齢:23歳
所属:未知の楽園/逃亡者の集い旗(正式なメンバーという訳ではなく、十一月末某日に起きた未知の楽園崩壊騒動時のダニエラの宣言により、未知の楽園の全住民がなし崩し的に逃亡者の集い旗の一員であるとされている為。なお、本人はえらく気に入っている様子)
好きなもの:アブリル(異性として)、サマルド(家族として)、筋トレ、熱い事や熱い勝負事、肉肉しい料理
嫌いなもの:曲がったこと、甘いもの、鯖缶(初遭遇時に缶を開けた時の匂いと見た目がトラウマらしい。中身が腐っていたようだ)
一人称:俺
二人称:お前、貴様
◇神の力
『蒸気機関者』
干渉レベルBマイナス(※『神化』未達成)
汗腺のように身体の至るところに点在する噴射口より高温の蒸気を噴き出す力。蒸気の熱は軽い火傷をおこす程度のものだが、密閉空間内で戦闘を行った場合、超高湿度の不快な環境を作り出し相手の体力を奪ったりする事もできる。
凄まじい勢いで蒸気を噴射する事による超加速、超跳躍、怪力を発揮する。空気砲のように蒸気の砲弾を発射したり、煙幕に使用する事も可能。汎用性は意外と高い。
近接格闘に特化したパワー型だが、『雷翼』展開済みの東条勇火を驚嘆させる加速力と、蒸気の噴射によって技後硬直をカバーする技量を持ち、巨体に見合わぬスピーディーな戦闘を得意としている。
ただ、干渉エネルギーの消費が激しく、元からスタミナがある方ではない為、長期戦は苦手。
大胆に蒸気を噴射しながら戦う為、視覚的にも聴覚的にも目立ってしまうなどのデメリットもある。
◇パーソナルデータ
今時絶滅危惧種としか思えないリーゼントじみた金色のトサカ頭が特徴的な筋骨隆々の巨漢。
情に厚い空気の読めないお人好しの熱血漢で、目の前で困っている人を見捨てられないタイプの人間。皮肉や冗談があまり通じず思った事をそのまま言ってくる為、喋っていると疲れる。笑い声もうるさい。
その暑苦しい言動といかつい見た目とは裏腹に、優しく大らかで何を言われようが笑い飛ばせる度量を持っているが、悪党を見つければ格上相手だろうと迷わず独りで突っこんでいくなど、一度火が付くと暴走列車の如くブレーキの利かない一面も有している。
物心ついた頃には身寄りのない孤児だった。少年期には孤児たちのグループを率いており、アブリルとサマルドとはその時に出会っている。
代表選手に選ばれ出場した三大都市対抗戦では、一種目目から天界の箱庭の東条勇火や同都市の裏荻太一らと抗戦。
その際、持ち前の高い近接戦闘能力で裏荻との戦闘を制しバトンを破壊している。
対抗戦においては、他にこれといった戦績をあげる事こそ出来ていないが、デザインキメラの大量発生時にはディアベラス=ウルタードの呼びかけに応え、大恩ある東条勇麻の窮地に駆け付け『AEGスタジアム』最下層からの脱出に大きく貢献している。その際、チェンバーノ=ノーブリッジの名前を悪意なく間違え続けた。
『厄災の贈り物』によって地上から人類が消滅した後は、アブリルとサマルドと共に逃亡者の尻尾号に乗船。勇麻とも再会を果たしている。
『魔力点』攻略においては、拠点である逃亡者の尻尾号の防衛を任された。