・東条勇麻
やあ、「こんばんは」読者諸君。……おっと。ひょっとして、アナタの世界では今の時間帯は「おはよう」なのかな?
……まあ、なにはともあれよく来てくれたね。私は私を読みに来てくれた読者であるアナタ達を歓迎しよう。
なにせ、物語はそれを手に取り読んでくれる読者あってこそ初めて物語足り得るものだ。逆に言えば、どんな平凡なつまらない人生の持ち主だろうとも、それを読んでくれる読者がいれば物語足りうるのかもしれないね?
これから私が書き記すのは取るに足らない存在、平凡極まりない退屈な人類の記憶。私の記したこの物語に確かに登場する彼らの記録だ。私の私による私のための備忘録と言っても過言ではないかもしれないね。
なにせ、この地上から『人類』は消滅してしまった。今度はいつまた貴重な人類叡智の結晶たる『書物』や『文章』が消えてなくなってしまうか分からないような世界だからね。
……例え世界の全てが彼らの事を忘れてしまったとしても、天に遍く星々の如く輝く智を司るこの私だけは、いつまでも覚えておくべきだろうから。
……前置きが長くなってしまった。ご存知の通り、私は人類の叡智を蒐集する神器。アナタ達が求めている情報も、きっと見つかるはずさ。
それではどうぞ、ごゆっくり。
◇東@YU*aaaaaaaaaaaaaaaaaaa
身■:1$4セ■チ
年齢:■7歳
所属:天■の◇庭
■き■■の:??????????????
■■■もの:??????????????
がが……じざっ、がががっがgっがっががガガッガガガガガガガッガガリっガガガガッガ…………………………………………………………………………………………………………………………………………――――――――――
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