私なのだよ( ̄∀ ̄)・
「ふふふ、これでやっとあなたが手に入ったわ」
母さんは、俺は見ながらにやにやしていた。
ちなみに、俺はいま飛んでいるぜ。何を言っているか俺もわからないぜ。
まぁ、冗談はここまでにしてさっさと降りようかな。
上空約一万メートルからのハイジャンプ。とう!
と、降りようとする前に母さんから謎の薬を打たれて気絶してしまった。
.......
ここは、どこだ。俺は周りを見渡した。色々な薬品がおいてある。
でかい機械の中に人型の生き物が居る。
ここは、母さんの研究施設だわ。前に写真で見せてもらった記憶がある。
深夜の3時ぐらいに窓から登場したお母さんに見せてもらった。
「ふふふ、やっとあなたが手に入ったわ。ここまで長かった。本当に長かった。いつも、
あの男が邪魔をするから。」
なんと、後ろに母さんがいた。しかも白い白衣姿で登場。
「あなた、覚えている?私の歌が素敵だって言ってくれたこと」
母さん何を言っているんだ?
「私は、あの女に仕返しするために色々準備した。あのとき、無力な私が
君を助けれなかったあの日。あなたを忘れたことなど一度もないわ」
あ、もしかして、
「私は、未来からきた、音町 恵 あなたの生涯のパートナーよ。そして、あの女の復讐者....
これを見て」
彼女が出したモニターに俺のよく知っているソフィーが捕まっていた。
冷たい鉄格子の中に少女が一人。
「おい、なにやってんだよ」
俺は、静かな声で呟いた。そして、その声が彼女には聞こえていた。
「ふふふ、教えてあげよっかw彼女が私にしたこと。おいで、
彼女のところまで案内してあげる」
俺は、母さんと思っていた女性についていった。
「私は、喋れないんだ。むかし、とある女に声を奪われたから。
口は、動かしているように見えるだろ。
これ、私が作った小型振動音声というのを使っているんだ。
普段の会話には、困らないが綺麗な歌が歌えなくなってしまった。」
独り言のように話している彼女の話をただなんとなく俺は、聞いていた。
「黒服に女性が多かったろう?アレは、私の音町ウイルスだ。あとで全員ワタシになる。
見た目だけだがな.....。きみは、とても目移りしやすいから全員私の姿に
させてもらったよ。まぁ、副作用としてオリジナルのゆうことしかきかないけどw」
なるほど、途中から戦っている時に女性が多かったのはこのせいか。
「さあ、着いたよ。ようこそ牢獄へ」
ソフィーが、鬼のように俺たちを見ていた。
はぁ、仕方ない。俺は、身体能力無駄に飛び抜けいているから
鉄格子を壊して彼女を助けて逃げるか。
そう思って鉄格子を壊そうとしたがおかしい、力が入らない。
俺は、一度転生して、神様から加護をもらったはずなのに?どうして?
「うん、どうしたのかな。この私から逃げ出そうとしたのかな?
ダメだよ。この私から逃げるとか。大丈夫、力が入らないのは
私の薬のおかげだから愛の薬w。だけど、逃げ出そうとした
悪い子にはお仕置きだな♪」
俺は、この世界に来て初めて恐怖を感じた。この女に対する得体の知れない恐怖。
いつもだったら自分の力でなんとか出来たのに、無力になってしまった。
「大丈夫、私がいつまでも君を離さないから♪」
少女の目の前で、少年と女性が永遠に愛し合っている。
少女は、いつまでも終わらない涙を流し続けた......
とりあえず、これで終わりです。
ありがとうございました。




