メロディーLOVE
はい、俺は、今バリバリの小学生。やったね。
なんと今日は、親からお小遣いをもらいました。初✩
お小遣いをもらった小学生は、普通何をするだろうか?
ゲームを買いに行く?
無理無理、俺は、ゲームあまりできない人だから。
おもちゃを買いに行く?
いやー、あまり興味がわかないなぁ
お菓子を買いに行く?
お腹すいてない。
そうだ、服を買いに行こう!
.....いま、頭おかしいんじゃねと思ったやつ手を挙げろー。
なんて、独り言を言っている場合ではなかった。
前世がチャラ男だから服のデザインが気になっちゃうんだよね
近場の服屋さんに、かっこいいTシャツとズボン見つけてさあ。
黒い生地に白い音符柄のTシャツに、
黒い生地に白いヘッドフォンの絵が描いてあるズボンを買いに行くんだ♪
店の中に入った瞬間綺麗な歌声が聞こえた。
歌っていたのは、カウンターにいる黒髪で、アホ毛ぽいのが一本立っている
白い生地に黒い音符柄のTシャツを着たカワイイ女の子。
俺は、彼女の歌声を聞きながらお目当ての服を探していた。
うーん、二時間ぐらい店にいるが見つからない。
いま、迷惑だと思ったお前らは許さねぇ (○`ε´○)
うーん、カウンターにいる女の子に聞こう。そういえば、
さっきから歌声が聞こえない。
俺は、女の子がいた方に行くと、
彼女はカウンターに顔を伏せて苦しそうだった。
心配になった俺は、彼女に近寄った
「おい!大丈夫か?」
彼女は、俺の方を向いて
「歌いすぎて疲れた」
と、一言だるそうな顔だ言った。
なんだ、心配して損した。はぁー。
「そうそう、この前このお店で音符の白黒のTシャツ見たんだけど
どこにあるか知らないか?」
そう言うと女の子は、今日に立ち上がって目をきらめかせながら
「あなたも歌好き?」
と、聞いてきた。
俺は、
「ああ、君みたいな綺麗な歌声は、好きだよ」
うん、答えになってないねw
彼女は、ほへーと、口にしながら俺の顔を見ながら固まっていた。
( ゜Д゜)← こんな顔w
「おーい、大丈夫か?」
「は!!、ダイジョブ、ワタシ、ダイジョブ。
そういえば、服だよね。えーと、たしか倉庫にあるよ」
彼女は、店の奥に引っ込んで、俺が求めていた服をとってくれた。
「はい、どうぞ××××円になります」
札を彼女に渡す
「すいません、百円足りないです」
あれ、百円たりない!なんだと!!貴様ー!
「ごめんなさい、財布の中にもうないです」
なかったよ。はぁー。どうしよう。諦めよっかな。
「うーん、じゃあ、次からここにたくさん来てくれたら
百円サービスにしてあげる。どうする?」
あんたは、天使か!!
「ありがとうございます。天使様」
「え、天使!?私の名前は、音町 恵だよ!」
やっべ、つい口が滑った。
少女の顔を恐る恐る見ると、少し頬に赤みが、かかっていた。
それからというもの、俺は、毎日のように買い物をせず、
その少女に会いに行った。
いつも会話をして、時間になったら帰る日々を過ごしていた。
たまに、やんちゃな男の子が来て彼女の悪口を言って帰る子がいた。
まぁ、好きな女の子にちょっかい出すのは、小学生の基本だよね。
別の日、彼女が俺に相談してきた。実は彼女は、歌が大好きなのだが、
そんな自分は、普通の人と比べておかしい人なのかを、...
彼女は、歌について考えると他の物は考えられなくなってしまうらしい。
だから、たまに話しかけてもうわの空だったりするのだが、
「べつに、普通じゃない?むしろ自分の好きなものに集中できるって
とても素敵なことだと思うよ」
俺は、いつも女の子のことしか考えてないけどねw
そういうと、彼女は、力いっぱい抱きしめてきた。
それからは、彼女はベッタリと俺にくっつくようになった。
俺と話しているときは、上の空になることは、なくなった。
まぁ、やんちゃな男の子が来ても俺の方しか見ないのだが....
ある日そのやんちゃな男の子が、俺たちの会話の途中に入り込んで、
彼女に告白をしてきた。
「あー、邪魔っぽいから今日は、帰るわw」
と、彼女に一言告げて俺は、家に帰った。
店を出たあとの彼女の顔は、とても恐ろしくどろどろに目が濁っていた。
次の日、彼女の店にいくと、店に入ったとたん彼女が抱きついてきた。
そして、俺の耳元でこういった。
「大丈夫、私たちの邪魔するものは、全部消すから」
俺は、背中に冷たいものを感じた。
と、思ったら体のどこかに針みたいのが刺さった感じがして
俺は、眠ってしまった。
起きると、ベッドの上にいた。
きのう何していたのかが思い出さない。
まぁ、どうでもいっか。と思って部屋から出ると
ソフィーがいた.....。
ここどこだよ!!




