第3話:能力
月花『誰なの?』
…『時間まで正確とはな…』
草陰から大きな男とその男の部活らしき人達がいた。
月花『なんなの?アンタ達は!?』
…『私は軍の小隊長だ…すまないが君の名前を確認しておきたい。』
月花『月…ルナ(危ない早速約束を破る所だった!)』
兵士1『ルナ…予言の通りです小隊長。』
小隊長『そうだな…一緒に来てもらおう。』
ルナ『えっ?でもまだアンタ達信用できないわ。』
小隊長『信用かなら…我々は君をこの世界に導いた者の仲間だ。』
ルナ『…一緒にいるの?』
小隊長『ああ。』
ルナ『嘘をついてるわね!彼は一緒には行かないって行ってたわ。』
小隊長『…ああメンドクセ〜やつだ!黙ってこい!』
ルナの周りを兵士が囲んだ。
ルナ『…(いきなりピンチだ〜)』
…『こんな朝から軍が女一人を誘拐か?』
小隊長『誰だ!?』
兵士2『ぐわ〜』
…『こっちだよ。』
私の隣にその人はいた…
小隊長『もう一度言う…貴様は誰だ!?』
レオ『レオ…それ以外は自分でも知らん…』
ルナ『レオ…』
レオ『…(多分夢で言ってた彼女ってコイツだよな?この状況からして…)』
小隊長『そうかいレオか。これから俺が倒す男の名か…ククク行くぞ!』
小隊長は拳を振り上げた地面を殴った。
レオ『手につけてるやつ…ガントレットってやつだな。』
小隊長『そうだ!これがある限り負けはしない!さらにこの数だ!』
レオ『数は関係だろ…』
小隊長『ふっ…まあいいやれ!』
兵士は銃を構えた。
兵士2『彼女には当ててはいけないですよね。』
小隊長『当たり前だ!』
レオ『撃たせねぇよ…』
キーン
小隊長『なっ…なんだと。』
兵士2『銃が…銃が凍って撃てません…』
兵士3『くそ〜腕が!』
小隊長『貴様〜魔術師か…』
ルナ『魔術師…?』
レオ『そうだよ。次はあんたの番だ小隊長さん。』