第2話:登場
…『彼女を守れ…』
レオ『…Zzz』
オバサン『起きなさい!』
レオ『彼女って?…Zzz』
オバサン『何言ってるの!?早く起きなさい!』
パチーン
オバサンの平手打ちがレオに炸裂した。
レオ『痛ッ!…なんだ?』
オバサン『なんだ?じゃないわよ早く起きなさい!』
レオ『…(彼女ってオバサンのことではないよな?)』
オバサン『起きたんなら下に来なさい!朝食準備したから。急ぎなね!』
レオ『サンキュ〜オバサン(多分違うなうん…)』
朝食は毎朝パン。オバサンはパンが好きだかららしい。
レオ『ごちそうさま〜』
オバサン『はいよ』
まあパンはすぐ食べれるし、嫌いじゃないからいいけど…
オバサン『今日もまた森に行くのかい?』
レオ『ああ。それが仕事だからな。』
オレの仕事はモンスターを倒すこと。モンスターはヒトを襲う…だから倒せば賞金が貰えるだ。
オバサン『行ってらっしゃい!』
森は村の東にある。とても広い森でまだ奥まで行ったことはない。
レオ『いつ来ても不気味な森だ。』
ザザッ…
レオ『早速おでましか!』
レオは右手に剣を構えた。
モンスター『ピィピィ』
小さなウサギのようなモンスターだ。
レオ『なんだ雑魚か…』
剣を振り上げた瞬間…
ピカーン
レオ『なんだ!この強い光は!森の奥の方からだな。』
そのころ…
月花『きゃっ!…つっ着いたみたいね。ここに兄さんが…』
ザザッ
月花『誰!!』