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初雪

作者: 会沢 翔

初めまして。会沢です。初めましてとは言っても、数か月前まで、別の名前で活動してました。その時に書いていた連載小説が続かなかったので、短編を一つ書いて、やり直そうと考えて書きました。この作品は、冬に出したかったのですが、なんせ連載が続かない男。そう簡単には完成せず、気が付けば春。そんな適当な奴が書いた作品です。少し速足になってるかもしれませんが、どうぞお楽しみください。

 俺が彼女に最初に出会ったのは夢の中だった。





 「(とおる)、いい加減部屋から出ろよ。父さんだって母さんだって心配してる。もちろん俺だって。大学に落ちたのはほんと残念だったよ。でもまだ来年があるじゃないか。今から1年頑張って・・・」

「死ぬ気で勉強して落ちたんだ!兄貴みたいなやつと一緒にすんなよ!」

俺の名前は新井(あらい)享。中学高校では、なかなかの成績で、県の中で一番難しいといわれる、国立大学に受験した。高校の先生や、両親、兄、友達からも期待されていた。自分でも自信があった。なのに落ちた。付き合っていた恋人とも、「浪人生とは付き合いたくない」と、別れを告げられた。それでご覧の有様である。絶望だった俺は、自分の部屋に引きこもっていた。もう2日ほど何も食べていないであろう。空腹のせいか、実の兄にでさえあんな言葉を吐くのだ。最低の人間だ。俺は。

 「飯持ってきてやる。食うか食わないかは好きにしろ。今日はもうお前には構わない。明日の朝落ち着いたら、ドア越しでいいから俺に話してくれ。」

俺には人が良すぎる兄である。悔しいのか悲しいのか嬉しいのか、その優しさに涙が出た。

 兄は家族が誇る医者である。県外の国立大学の医学部を受験し、一発合格。俺とは違う素晴らしい人である。その後、大学を卒業し、大学病院で研修医をしている。だから俺にああやって構ってくれているのだ。兄は皮肉にも心療内科志望だった。

涙を流しながら、カレーを食べていた。俺の好きな、辛口カレーだ。

「最悪だ最悪だ最悪だ・・・」

そんな言葉をずっと呟いていた。明日あたりに首でも吊るか。そんな事を本気で考えていた。

 時計を見るともう日付が変わっていた。今日はとりあえず寝るか。俺は散らかりまくっているベッドに転がった。目をつぶると、色々なことを思い出してきた。くそ。早く眠れ!そう思いながら、できるだけ何も考えないようにしていた。




 いつの間にか夢の中にいた。何故か夢の中だと分かっていた。疲れていたのか、気持よくて夢の中でも眠りそうだった。


そこは辺り一面雪景色だった。白く白く降ってくる雪が輝いて見えた。俺はそこを歩いていた。一歩一歩踏みしめて歩いていた。止まりたくはなかった。止まれば目が覚めるような気がしたからだった。

 すると雪景色の中に一人の少女が見えた。だいぶ遠くにいたが、その子が女の子だとすぐに分かった。

俺は走った。その子に会いに。何故かその少女に会いたかったのだった。だが距離はいっこうにつまらなかった。遂に俺は、息が切れてかがんでしまった。会いたい。あの子に会いたい。見たこともない、女の子に。

するとその少女がこちらを見て手を振った。知り合いでも無かったが、こちらも振り返した。

 しかし少女はだんだん離れていった。彼女が遠くなっていく。いくら走っても彼女は遠く離れて、小さくなっていく。次第に自らの意識も遠のいていき、俺はその場で倒れてしまった。はぁっ、はぁっ、と息を切らし、そのまま起き上がれなかった。もう駄目なのか。これで終わりなのか。そう思ってゆっくり目を閉じた。

 そこで目が覚めた。




 朝日が眩しい。

 時計を見るともう10時を回っていた。兄や両親はもう出掛けている時間だ。俺は2日ぶりに自分の部屋から出た。1階へ降りてみると、弟の(かける)がいた。まだ中学生だ。

「お兄ちゃん、出てきたんだ。」

興味の無さそうに駆は言った。

「お前学校は?」

俺がそう聞くと駆はひとつため息をつき、

「今日、日曜だよ?お兄ちゃん部屋にこもりすぎて曜日感覚なくなっちゃったんじゃないの?」

日曜?確か昨日は金曜じゃ・・・俺は考えないことにした。

「部活は?」

「今日は休み。そんな日もあるでしょ?」

なんともまあ憎たらしい弟だ。だが、俺のことを一番わかってくれる、そんな奴だ。

 駆は中学1年生とあってか、俺が大学に落ちたことにあまりピンときていないようだった。そのため両親と兄が俺に構っているのを黙って見ているだけ、いや見てもいなかったのかもしれない。駆自身、成績もまぁまぁであり、そこまで俺や兄のように将来に野望は無いようだ。部活動はバスケットボールをやっており、先輩との関係に悩んでいるようだった。俺がそれを知っているのは、駆が俺に話してきたからである。そんなことは兄貴に話せと駆に言ったが、俺のほうが話しやすいらしい。

 「ちょっと外に出てくる」

「どこ行くの?」

駆が訊いた。

「どこでもいいだろ。」

「良くないよ。母さんに、お兄ちゃんがもし外に出ることがあったら、どこに行くか訊いておけって。」

余計なことを頼むもんだ、と俺は思った。適当に考えて駆に答えた。

「ちょっと・・・走ってくる。」

「嘘。今考えたでしょ。」

何故わかる、と俺が訊こうとしたが、答えはすぐに返ってきた。

「少し溜めたから、今考えたんでしょ?それにお兄ちゃんだから、なんとなくわかるんだ。ねえ、ほんとのこと言ってよ。」

「その辺を歩いてくるだけだ。心配すんな。」

「ちょっと・・・」

駆を置いて、俺は家を出た。



 外はかなり冷えていた。3月の上旬であったが、今年は特別に冷えるのだと、テレビのキャスターが話していた。俺自身、コートを着ても寒いくらいだ。

 特に行き先など決まってなかったので、思い付きで、近くの公園へ向かった。そこなら落ち着ける気がしたからだ。

 公園に着くと、日曜日とあってか、子どもたちが楽しそうに騒いでいる。遊具で遊んでいる子もいれば、ボールで遊んでいる子もいた。落ち着けはしなかったが、ベンチが空いていたので、そこに座った。

 

 子どもたちを見ていると自分のころを思い出した。時代は変わろうとも、子どもの遊び方とはあまり変わらないようだ。俺自身も、昔は公園で友達と遊んでいた。あんなに楽しいと思っていた人生が今、どん底に落ちていると考えると、人生何があるかわからないと、逆に冷静になった。

 小学生の頃は、進路など全く考えず、ただ遊んでいた。ただ、中学受験の前はさすがに勉強した。中学校に入ると、勉強することが少し増えたが、部活動もあり、友達もでき、勉強も部活動も、どちらも楽しくなっていた。高校に入ると、進学校だったため、勉強漬けの日々だったが、友達と遊んだり、恋人もできた。どれも充実したものだった。

 それが今、こうなってしまっているのは、当時の自分ではどうも想像がつかなかったであろうと俺は思った。

 ぼーっと子どもたちを眺めていると、急にここに居づらくなった、というかどこかへ行きたくなった。

俺は公園を出た。どこへ行くのかわからないまま、ふらふら歩いていた。




 気がつくと街に出ていた。騒がしい人波と、車の騒音に憂鬱(ゆううつ)を感じていた。

 すると後ろから声がする。

「亨君?」

振り向くと女性がいた。ベージュのコートを着て、首には厚手のマフラーを巻いている、カジュアルな格好をした女性だ。しかしその顔には見覚えがあった。

「み・・・美夏(みか)?」

「やっぱり!亨君でしょ!?久しぶり!」

彼女のテンションに俺はついていけなかった。



 俺は彼女と近くのカフェに入った。

 彼女は宮本美夏。俺の中学の時の同級生だ。俺が入学して一番初めに話した女子、いや、男女において一番初めに話した人だ。中学は私立だったので、周りは知らないやつばかりだった。その中で、俺に話しかけてきた。明るい性格からか、彼女も知り合いはいないはずだが、もう彼女の周りには友達と呼べるような人が、集まっていた。すごい。と正直な気持ちで、当時の俺は思った。

 話を戻そう。

 美夏とカフェに入り、しばらく昔話をしていた。そして話が途切れると、美夏がこちらをうかがうように見つめ、恐る恐る聞いてきた。

「大学・・・受からなかったんだよね・・・」

やはりそこを聞くか。と俺は溜め息を一つつき、

「ああ。みんなから期待されてたのにな。」

少し俺はふてくされていた。

「ごめんね。こんなこと聞いちゃって。」

 いや、違う。美夏は悪くない。

「いや、いいよ。」

「ううん。ほんと無神経だった。ごめん。」

 やめろ。謝るな。受からなかったのは俺だ。

「いや、いいって。」

 俺はだんだんと声が上がる。

「ずっと・・・ショックだったんでしょ?」


 「もう、いいって!!」


 大声をあげてしまった。店中の視線が注ぎこまれる。もう、最悪だ。

 俺は気まずくなったので、店を出ようと思った。美夏を見ると、その目は怯えているというより、悲しんでいた。なんだよ。俺はそう言いかけたが、状況を考え、口をつぐんだ。

 財布の中から千円をだし、俺は席を立った。そして店を出た。

 店を出ると、これからどこへ行こうか、と考えていた。時間は昼の11時を回っていた。このまま家に帰るのも嫌だし、こんな時間にどこかをフラフラしていると、何か企んでいると怪しまれそうだ。

 すると店から、美夏が出てきた。俺の前に駆け寄ると。

「ねえ待って!私、亨君が大学落ちたって聞いて、ずっと捜してたの。慰めてあげなくっちゃって。だって私・・・」


 その時だった。


 美夏の後ろにある路地裏に、あの少女がいたのだ。夢に出てきたあの少女が。

 俺は追う。あの少女に会いたい。それだけだ。

 俺は美夏を置いて路地裏に走った。ちょっと、という美夏の言葉も聞こえない。ただ、走る。

 路地裏をするするとすり抜け、少女のもとへ走った。しかし少女は、路地裏を曲がり、また別の路地へと入っていった。

 行かないでくれ。そう思い続け、やっと、突き当りに到着する。辺りを見回す。誰もいない。しばらく見回していると、また、現れる。そして、また、走る。これを俺はもう何回も繰り返していた。何度路地を曲がっただろう。もう自分ではわからなくなっていた。

 もう何回目かの少女を見た。しかし今までとは少し異なっていた。建物の壁が白い。いや違う。壁がなく、そこはもう、一面雪景色だ。そして俺は思い出す。ここは・・・

 


 夢の中のあの場所だ。

 


 俺は走るのをやめていた。歩いていた。一歩一歩踏みしめながら歩いていた。止まりたくはなかった。止まれば路地裏に戻りそうな気がしたからだ。

 後ろから声がした。

 「どうしたの?」

 幼い、あどけない、そんな声だ。少女の声だ。

「君を探していた。」

考えるより先に声に出した。

「君が夢に出てきた。追い続けていた。」

少女は関心がなさそうだ。ふうん、と言うと踵を返し歩いて行った。俺はそれを追う。

「ねえ君、名前は?」

少女は歩むのをやめない。

「そんなもの無いの。必要ならあなたが勝手につければいいわ。」

愛想のない少女だ。これがあのこちらに手を振っていた少女なのか。そんな風に俺は疑問に思っていた。

「ユキは?どうだ。君はこの雪景色の中にいるから。」

「好きにして。」

そう言いつつも少女もといユキは歩き続ける。俺も後に続く。

 これはどこに向かっているのだろう、と俺は考える。しかしこれは考えてはいけないことなのだと、俺は思う。

 少女は突然止まった。そしてそこに座り込んだ。よくわからないが、俺もそこに座ってしまう。なぜか少女に、惹かれてしまうのだ。

「ねえ。」

ユキが語りかける。

「亨君は何してるの?」

「なんで俺の名前を知ってる?」

「知ってるよ。あなたのことは。前から。」

「じゃあ俺が何してるのか知ってるんじゃあないのか。」

俺は若干ふてくされて答える。

「知らないわ。それは外の話でしょう?」

何を言っているのか、よくわからなかった。何のことだ?と思うが、俺はあえて気にしなかった。

「俺は、大学に落ちたんだ。そこそこ難しいところをね。」

「それで悲しんでいたのね。」

やはり俺は気になった。何故知っている?ついに俺は訊いた。

「君は何なんだ。何故俺の前に現れ、俺のことを知っている。」

彼女は迷いもせず答える。

「私は、あなたの『悲しみ』よ。」

え?それは理解しづらいものだった。

「生まれた時からずっといるの。あなたのそばに。ずっと見ていたの。でもあなたに会ったのはあの夢が初めて。だから手を振ったの。」

淡々と語り続けるユキを、俺はただ眺めることしかできない。

「私があなたの前に姿を見せたのは、あなたの悲しみが大きくなりすぎたから。最初は頭の中に。そして何があったのか知らないけれど、現実にも出てきたの。私が。ここはあなたの感情といえばいいかしら。寒くなりすぎて、初めて雪が降ったの。こんなの初めてよ。」

なるほど、とは言えなかったが、少女が何者なのか、理解した。普通ならそんなものありえない、と言うべきなんだろうが、なにせこんなところに来ているのだから。

 ん?

 さっきの話だとここは俺の感情。そんなところに俺はいていいのか?今、外ではどうなってる。父さんは?母さんは?兄貴は?駆は?美夏は?俺はここで何をしている?俺は急に帰りたくなった。というよりかは、外に出たくなった。

「俺はここにいていいのか?外はどうなってる。」

ユキは淡々と答える。

「あなたがここにいるときは、外のあなたには意識はないわ。でも今は寝てる時間でもなさそうね。もしかしたらまずいかもしれない。」

「どういうことだ。」

 俺は訊く。

「あなたが悲しみに取り込まれているということ。このまま起きないと、もう目が覚めないかも。」

「それはだめだ。俺には両親がいる。兄弟もいるんだ。」

 そして俺はユキに尋ねる。

「どうしたら出られるんだ。ここから。」

 ユキは真顔で答える。

「あなたの幸福な記憶を引っ張り出す必要がある。なにせここは雪が降ってるんだもの。あなたの降らせた、初雪が。」

「どうすればいい?俺は何をすればいい?」

俺は落ち着きをなくしていた。

 しかしユキは落ち着いていた。

「思い出すの。あなたの幸福な思い出を。」

「どんなものでも?」

「どんなものでも。」

 俺は目を閉じる。そして思い浮かべる。家族の顔、小学時代、中学、高校、そして美夏。いろんなことを思い出す。涙が流れる。しかしそんなことを気にしてはいない。ひたすら、ただひたすら。

 「よほどいい思い出なのね。雪が止んできたわ。」

「思い出じゃない。姿を想像しているんだ。家族で楽しく│団欒(だんらん)を、友達と楽しく談笑をしている姿を。」

 事実ではなかったが、そうじゃないとも言えなかった。思い出している記憶の中には、俺が想像しているものも混じっているからだ。

 すると意識は遠のいていく。


 だんだんと・・・目の前が・・・暗く・・・なって・・・

 耳元で声が聞こえる。



 もう雪は降らせないでね。寒いの嫌いなの。私。





 目が覚める。

 眩しい。目がくらむ。それが日光ではなく、人工的なものだと気づくのに時間がかかった。

 声が聞こえる。

「・・・きたのね・・・った・・・」

疲労のせいか、うまく聞き取れない。

 少しずつ意識が戻る。

「亨!亨!」

 俺を呼ぶのは母のようだ。

「亨君・・・起きたのね・・・」

この涙声なのは美夏だろうか。ほかにもいろんな声が交錯する。ただでさえ聞き取りにくいのに、一度にしゃべるんじゃないよ、と俺は思う。

「うっるさいなぁ・・・」

俺は体を上げようとするが、体に力が入らない。

「無理するな。まだ回復はしていない。」

そう言うのは兄だ。

「なんで、俺はここに・・・?」

周りを見渡すと、ここは病室のようだった。病院へ運ばれていたのか。


 話によると、俺はあの路地裏で倒れていたらしい。おそらく雪景色に変わった瞬間だろう。原因は、疲労だけだったが、なかなか目が覚めず、相当心配されていたらしい。俺が目が覚めたのは、倒れてから2日も経っていた。俺のことを見つけてくれたのは、美夏だった。俺が急に走り出したの追っていたらしい。倒れているのを見つけて、救急に通報したそうだ。人通りがほぼゼロなあの路地で、倒れていたとなると、下手すれば、命を落としていたのかもしれない。いうなれば美夏は、俺の命の恩人と言ってもいいだろう。

 「そうか・・・美夏が・・・」

「そうよ。恩に着なさいよ」

涙ながらに美夏は言う。その笑顔は心から笑っているようだ。だが涙は流れている。忙しいな。俺はそう思った。




 あれから数日経った。

 俺は退院はできていないが、もう歩けるようにはなっていた。

 ふと思いつき、屋上へ上がる。ここの病院は、屋上が開放されており、患者も自由に出入りできるようになっていた。


 俺は空を仰いだ。雲一つない青い空。清々しいな。


 すべてやり直そう。大学も受けなおす。これから1年勉強して、来年は受かる。やってやる。そういう気持ちになる。美夏とも・・・うまくやる。





 目を閉じる。

 声が聞こえる。






  がんばって。もうあなたの空に、雪はふっていないわ。




  俺はそうつぶやいた。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。どうでしたか。僕的には、すごい恥ずかしい作品になったかなあと(笑)書いている途中、何を書いているんだ俺は。と思う時もありました。これからも頑張りますので、どうかよろしくお願いします。

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[良い点] 魅力的なストーリーであっという間に読んでしまいました。 読みやすく、難しくない設定でいいと思います。 [気になる点] 特には [一言] とても良かったので次回作も楽しみにしています。
[良い点] 細かい突っ込みどころはありますが、 魅力的なストーリーラインが、ぐいぐい最後まで ひっぱっています。 面白かったです。
[良い点] 大学受験に落ちるという表現をしているので読む人が主人公の気持ちをわかりやすくなっている [気になる点] 少女を見ただけでなおるなら、少し主人公の落ち込み度がオーバーな気がする [一言] 展…
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