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悪役?ライバル?に転生〜器用貧乏型が知識と努力で運命を切り開く〜  作者: ヒバリ


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26 ユニークスキルレベルアップ

         第一章

    ユニークスキルレベルアップ


 エルは婆やから貰ったリングを右手の薬指につけると馬に乗りとりあえず小屋へと向かった。そこでいつもの道具を着込み最終チェックをする。


スキル

ユニーク 心装顕現 lv1 (600/600)lvup可能!


ツリー表記


心装顕現→ 魔剣顕現lv2(25/200)

     原初の剣lv2(4/200)

     第二の剣

    →魔槍顕現lv1(38/100)

     原初の槍

    →魔斧顕現lv1(22/100)

     原初の斧

    →魔盾顕現lv2(10/200)

     原初の盾lv1(45/100)

     第二の盾

    →魔弓顕現lv1(1/100)

     原初の弓

    →魔杖顕現lv2(3/200)

     原初の杖lv1(5/100)

     第二の杖


魔剣顕現→原初の剣→第二の剣

ボーナス ◯原初

     (剣)経験値取得up(小)

     (槍)素早さup(極小)

     (斧)体力up(極小)

     (盾)頑丈さup(極小)

     (弓)器用さup(極小)

     (杖)魔法適性up(小)

     ◯第二

     (剣)力up(極小)

     (杖)魔力up(極小)

     (盾)スキル取得率up(極小)


 盾を上げ切った結果、第二の強化内容がやばいことになった。スキル取得効率を上げるとかヤバすぎるだろ。


 それと心装顕現をレベルアップできるようになった。今ここでやっておくか。


 「じゃあ、ステータス画面に現れた文字をタップしてみるか。」


 不親切設計だからとりあえず何かやって見ないとどうなるかがわからないのだ。


 「お、あってたみたい…これは悩むな…」


 心装顕現をレベルアップした所、固有でもらえるレベルアップボーナスと選択制のボーナスが1つあるようだ。


 心装顕現lv2(42/1200)


固有ボーナス 2種同時顕現


 これは文字通り2種類の武器種を同時に顕現させることができるようになった。盾を持ちながら剣を使えたりってことだな。

 そして、頭を悩ませているのがもう一つの方


選択ボーナス 


◯心装魔化(魔装)

顕現させる心装を魔力で形成可能。端的に言えば魔法剣が可能になる。メリットは魔装自体が属性を保つためエンチャントと似たようなことができる。デメリットは魔装顕現時に心装顕現よりも膨大な魔力を使う事。


◯スキルコピー

現在は顕現させている姿だけをコピーしているがコピー元にある固有ボーナスをコピー可能。コピーのストックは各武器種の顕現lv依存。

デメリットはコピーした元の形のまま使わなければいけないこと。


◯経験値共有化

現在各武器種や武器の中でも原初や第二などの種類によって別々にされている経験値テーブルを統合できる。


メリットは、コピーストック無限化。経験値テーブルの共有、〜顕現に全て統合。


デメリットは、各武器種の中にあるレベル制度がなくなることによって望むパッシブスキルの強化先行が出来なくなる。


今までは経験値upを強化したいから原初の剣を優先していたが、魔剣顕現のレベル制度しか無い状態となるため魔剣顕現lvup→パッシブ2種強化、新規取得?のような形になる。



 まずは、現状必要でないものを除く。真っ先に選ぶのはスキルコピーだ。


 勿論書いてあることは強いが、今はコピーしたいような武装もないし、そもそもコピーしたい武装のボーナスも分からないのでパス。


 これで2択、心装魔化か経験値共有化かだ。どちらもメリットはある。ならば許容できない方のデメリットを考えるべきだな。


 うーん。難しい。先行強化出来なくなるのは痛いがそもそもlv2からlv3へ上げるための経験値効率のいい魔石が取れるわけでもない。だから経験値共有を取ってもいい。


 けど、デメリットが1番俺に効きづらくむしろメリットになるのは心装魔化だ。最近では魔力を使い切ること自体が難しくなってきたし、取ってみるか。


 ステータスに表示された心装魔化をタップし取得する。スッと他の選択肢の文字が薄れて消えていき残ったのは2種同時顕現と心装魔化だ。


 文字が消えステータスが整理された瞬間に使い方がチュートリアルを受けたかのように頭に入ってきた。


 「よし!一回やって見るか!」


 どれにも共通することだが魔力で形成するイメージでだ。


 「魔装顕現!」


 俺の言葉と共に右手に魔力で形作られた剣が現れる。今回込めた属性は土属性だ。


 手に現れた土の剣?というにはサラサラとし過ぎている物体は砂土の剣と言った所だろうか。


 今の所土属性はあまり強化していないため、俺の魔法能力で実体化できるのは土、砂、微量の岩くらいのようだ。


 「まぁ、なんとかなるだろ!行ってみますか!」


 森の異変は入ってすぐに分かった。普段は合わないような中層の魔物達が浅い層にゴロゴロいたからだ。


 このような状態なら普段は魔物が現れないような場所に魔物が現れたとしてもしょうがないだろう。


 そんな魔物達をバゴォッと剣にあるまじき音で処理していく。


 こちらにもすごい衝撃が返ってきそうなものだがスパッとキレているのかと思うほど手応えが少ない。


 音に見合うくらいの威力もあるようだし、出だしは好調だ。


 

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