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そら  作者: alex
1/8

序章

 『僕らは どこへ 向かうのだろう・・・』

 青とオレンジ色が混ざり合った空を見上げた。

 『明日という名の未来・・・?』

 そう言って、雲を引きながら飛ぶ飛行機を眺める。

 俺は何も言わずに、少し夕日に染まった横顔を見ていた。





 何も無い、ただ楽しい日々。

 いつまでも続くと思っていた。

 きっと、誰もがそう思っていた。

 

 あの大地震以来、俺の周りは180度変わった。

 優しかった奴の心は荒んで、信じていた奴は裏切った。

 大人たちは自分の保身だけを考え、色々な事から目を逸らした。

 そして俺は心を閉ざした…

 『何のために学校へ行くのか。何故行かなきゃならないのか。』

 ただ楽しかったあの頃には、まったく考えもしなかった。

 【何かをする事への理由】

 何のため。誰の為。何で。どうして。

 疑問を抱いたまま、どうしようもなくて、仕方なく同じ毎日を過ごしていた。

 毎日同じ時間に学校へ行って、大して仲が良いわけでもない奴らと笑って、6時間も楽しくない授業で無駄に過ごして、使ってもいない教室の掃除をして、偉そうな先生の話で終わり、特に部活もしないで帰って、家でぼぅっとして、晩飯食べて、適当に宿題をして風呂入って、寝る。 

 楽しい事が無いわけじゃない。

 嫌な事はあるけど、大した事じゃない。

 ただ、理由が欲しかった。

 学校へ行く事。勉強する事。そして生きることの理由…

 何も無い、同じ毎日が苦痛だと感じていた。

 


 

拙い文章で申し訳ございません…

続きますので宜しくです。

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