第24話 量産型コンバイン
「す・・・
すばらしい!」
「洗脳」された挙句、量産型先行コンバインをテストパイロットをされられたトットは、狂乱した。
「これが・・・
これが富振ってくる。
庶民が貴族並みの暮らしをできれば、貴族もまた富む・・・
そして国が富む・・・
ああ・・・
俺は、なぜこの簡単な理屈に気づかなかったのだ!」
ザマア自らに、農戦士を使用した、畑仕事をさせられ、喜ぶトット。
「この機体もいいが、この鍬もいい!
どんな土でも、耕せるではないか!」
「奴隷主義」を、完全にぶっ壊され、トットは目から鱗だった。
「よーっす!
トットさん!
お昼は、インスタント松茸スープだよ!」
ザマアの騎士団の機体が、手を振ってくる。
松茸は、ザマア配下の農戦士マツ・タケルが栽培している、ザマア領の名産品だ。
トットは、騎士たちと食卓についた。
「うまい!
病みつきだ!」
トットは、松茸スープを始めとした料理に、騎士団と共に食べ始めた。
「今日の仕事は、どうだべか?」
「ええ。
種蒔き妖精を、試験運用をしました。
ザマア様の発案の、農機械は、実績をあげています。」
この会話をしているのは、大隊長と中隊長だ。
「トットさん。
あんたの「量産型コンバイン」・・・
どうだべか?」
「すばらしい!
これが、量産された暁には・・・
豊作が、もたらされ、奴隷を駆逐できるでしょう!」
トットは、騎士たちに指導をしているザマアを見て、そう宣言した。




