第18話 強制正統労働!
「おらあ!
今日の給料だ!」
農夫が、紙幣を捕虜に渡す。
「ぎゃああああ!
正統報酬いやだーッ!」
捕虜は、嫌がっている。
「はッ!
メシだ!」
「うッ!」
おいしいご飯を、ミロ領主館員率いる厨房係に食わされ、気絶する捕虜。
「はッ!
仕事が終わったら、身体を洗えオラ!
後は、給料で飲みに行くなり寝るなりしろや!」
ミロ領「保健委員」に、無理やり休養と自由経済を強要される捕虜。
「「「や・・・
やめてくれーッ!」」」
捕虜たちは、「正当な労働」に、苦しめられた。
「どうだ・・・
つらかろう・・・
つらいならば、奴隷苦の組織の全貌を吐け!
それが嫌なら、正統労働と適正経済を、叩き込んでくれる!」
ニー・キブンは、喜々と拷問(?)をしていた。
どうみても、ホワイト企業の強制(?)である。
「どうかな?」
ザマアが、ニー・キブンに尋ねた。
「はッ・・・
こいつら、強情です。
ここまで絞られても、吐きません。
ゲロばっかです・・・
ついでに、適正労働を受け入れません・・・!
強情どもめ・・・!
奴隷生活が、素晴らしいというのか!?
信じられん!」
「うーん・・・」
ザマアが、空を見て、考えた。
「奴隷ほどじゃないけど・・・
重労働をしなければ、収入がない国もあるんだよね・・・」
なんとなく、ザマアは、日本の「ブラック企業」を思い出した。
そんなとき、農夫が一人、ザマアの元に駆け寄ってきた。
「ザマア様!
ついに、吐いたヤツがいるだよ!
無論、「ゲロ」じゃないべ!」
「よし!」
ザマアは、ガッツポーズを決めた!




