第17話 ミロ領のお方様
「このならず者!
成敗するだ!」
ミロ領の山林・・・
ここで、農家の自警団が、奴隷苦軍のはぐれ部隊の機体を捕縛した。
農戦士で、武装している。
武器は、鎌や斧、鍬などだ。
「おう・・・
大漁だな。
運んでいくべ。」
「んだ。」
農夫が本業の、自警団たちは、戦闘不能になった機体を、マツ・タケルが使用するようなリヤカーに満載して、運んで行った。
「やあ、今日も元気だ、昼飯がうまい!」
ザマアやミクたちは、畑仕事の休憩で、農戦士を降りて、昼食の弁当を食べていた。
「お方様、百姓のオカンですね・・・」
随行の農夫が、ミクの恰好を見て言う。
麦わら帽子に、そこから接続された日よけ布が、それっぽい。
「あたぼうです!
領主は、未だ農夫!
ならば、妻も農婦なのです!」
言いつつ、おかわりを全員に配る。
「さて・・・
午後の仕事を・・・
ん?」
リヤカーを曳く、自警団の農戦士・バス何機かが、歩いてきた。
「まーた捕虜か・・・」
ザマアは、頭を押さえた。
「どうするだ?」
自警団の一人が聞く。
「くくく・・・
監視付きで労働!
給料も払え!」
「えっ?」
「どうやら、やつら「楽しい労働」をしたくないらしい!
なら・・・」
ザマアは、一息に言う。
「一番したいはずの、「奴隷の労働」を嫌うように、「教育」してやれ!」




