第14話 褒賞!新型機ファムバイン!
王宮にて・・・
玉座に座る少女が、眼前の騎士に声をかけた。
「農戦士ザマア・ミロ!
一年前に与えた領地を拠点に、広大な荒れ地を、畑と街に変えた功績を称え、そなたに最新鋭ファームバトラー・ファムバインと、男爵の称号を与えます!!」
ザマアは、女王シーナの援軍を待たずして、襲ってきた奴隷苦軍を追い返し奴隷苦に支配された領を全て開放したのである。
そのため、彼に褒賞として、ザマア・ミロは・・・
その領地の領有・市街地・農業用地の再開発権・・・
新型機ファムバイン・・・
更に、男爵位を与えられたのだ。
「では・・・
女王陛下・・・
奴隷は・・・?」
「いけないことだと思います!」
ザマアの質問に、「普通」に応える、シーナ女王。
「ははあッ!
女王陛下のご期待に、応えまして、領土以上の開発を行い・・・
豊かで幸せな国民と、国土・・・
笑顔で領民を助ける臣下を、捧げます!」
叙勲が終わり、宮殿前の広場に鎮座した、新型機に乗り込むザマア。
「ねえねえ!
私、コンバインに乗りたいけど、いい?」
ミクが、コクピットに乗り込んだザマアに尋ねた。
「いいよ。」
「さすがーっ!
話がわかる!」
結構いい身のこなしで、ミクはコンバインに乗る。
「さて。」
ファムバインは、空中に舞い上がると、鳥のように変形する。
「さあ。」
「うん!」
コンバインは、軽やかに舞い上がり、ファムバインの背に乗る。
こうして、奴隷苦との戦いは、次の段階に入った。




