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第10話 チョット・ウエポン
どうしてこうなった!
兵器 一寸青年は、農耕力機の一種である四輪車で、逃げていた。
誰から?
そりゃ、奴隷苦である。
三年前、偶然にも農業神の道を通って、この世界にやってきた。
「いろんな国に、技術渡したけど、奴隷苦に渡すんじゃなかったよお~!」
この世界で生き残るために、創意工夫で電気や機械を供給。
結果、大いなる発展となる。
だが・・・
ヤクザな奴隷苦は、違った!
一寸は、彼に捕まって、兵器開発をさせられた。
その結果が、奴隷苦の各国への「暴力行為」である。
「アノ国しかない!
助けて!
シーラ姫!
助けて!
農戦士ザマア・ミロ!」
涙目になりながら、ミロ領に急ぐ一寸・・・
彼は・・・
この世界では、「チョット・ウエポン」と呼ばれている。
その頃・・・
奴隷苦の二度目の襲撃を撃退したザマアは、ニーやミク、主だった者たちと午前の畑仕事を終え、お昼ご飯を堪能していた。
そんなときだった。
「領主様!
怪しい、オタク風味な男が逃げてきただよ!
奴隷苦に追われてるんだと。」
どう見ても農夫にしか見えない機械技師が、声をかけてきた。
元ネタより、大きく変わりました!




