主人公さらわれる?
ゆるゆるっと書いていきます、読んでいただいて感謝
「え~と?じゃない!!!!所属国と今回起こしたことへの弁明を述べろ!さもなくば撃墜するぞ!!!」
さっぱりだ?が、めっちゃ怒られてるのは解る
「ご、ごめんなさい?」
29にもなってごめんなさいはないか?ととりあえず謝りながら考えてるゆい
「「「グゥルウウウウ!!」」」あおと達が小型ドラゴンを威嚇しつつ翼を広げる!
「あぁ、私が悪かったんだし、ね大丈夫だから」とあおと達を宥めながら、
「火の玉は、なんか、もうしわけありませんでした、でも・・・所属国っていわれても・・・」
「貴様!仮にも竜騎士たるもの、なんだその態度は?!属国名を述べろと言っている!秘匿すれば「って、
明らかに年下の君に態度云々言われたくないんだけど!だから属国名って日本だ日本!」ってあれこんな話ではなくて~
考えるより先に口がでるゆいであった
「と、年下?!誰が年下だ!この姿でも同じくらいだろう!」
あ、そこ?ん?この姿?
ま、とりあえずこれは~年齢若く見られちゃった感じの異世界補正いただきました?(笑)
「同じくらいって、私は今年で・・・(言わないでいたほうが得かも?異世界だし?)」
「なんだ?!言いかけて途中でやめるな!」
と、そこに
[[[[[「隊長!!!」]]]]]]
そりゃもう色とりどりの小型ドラゴンたちが、もとい竜騎士たちがやってきた。
「隊長!あの竜達はいったい?!」
「大方騎獣ならしであろう、今そこの女に属国の確認を取っているところだ!」
「し、しかし隊長。。。」
「ん?」
「かのドラゴンたちのひ、瞳の色が、、、」
「・・・?!!!!!」
「女・・・なぜ、早く言わない!!!」
と、いきなりすごい速さで私をかっさらう小型ドラゴンもとい少年騎士、私はいつの間にか
隊長と呼ばれる少年の腕の中にいた。
「総員全力で王都へ撤退!!!!」
周りを取り囲む小型ドラゴンと私を乗せた黒い小型ドラゴンがすごい勢いで反転し右に見えていた城っぽい場所へ向かっていく。
いっぱく遅れて、
「「「ギャウォオオオオオ!!!!」」」
あおと達の悲鳴聞こえるとも怒りの咆哮が鳴り響く。
「ちょっ、ちょっと待って!」
ゆいの叫びもむなしくあおと達と引き離されていく。
「総員ブレスに気をつけろ!全力飛行体制!」
かなりあおと達を引き離したところで、隊長と呼ばれた少年はつぶやく
「おかしい・・・なぜあの竜達はまだ追ってくるのだ、逆鱗に触れてる様子はあるのに馴染みのブレス攻撃はしてこない様子だし
・・・基本竜騎契約前の竜は巣からこんなにも離れることはないというのに」
「だ~か~ら~!私を守ろうと追ってきてるのよ!」
「ふ、馬鹿なっ、あの竜達の瞳はみな金だった、契約前の竜は気性が荒いものが多くプライドも高いため、
仮契約も済まさぬまま人に懐くことはせん!」
「なんとなくわかるの!あの子達は私に危害を加える気はない!私といたいだけ!私もおんなじ気持ちなんだから!」
そう、まだ数時間しか一緒にいなかったけど、あの子たちに名前を付けたあとはだんだん
思ってることがわかるような気がしてた、私に大好きって全身で伝えてくれてた、
異世界にきて初めての意思疎通、ファンタジーで綺麗なあの子達・・・
なんでこんなことになってるのよ!すべては。。。
「あんたたちが話を聞か無すぎるから!」
「「なっ」」
「「「隊長はお前を助けてくださったんだぞ?!」」」
「いくら王国最速を誇る隊長の騎竜でも野生の竜の攻撃を受ければタダではすまんのに!」
「「それを、女!貴様は!!!」」
周りを囲み飛んでいる竜騎士達が一斉にクレームをつけてくる
「うっさい!だから話を聞け!あの子たちはっ」
そこでゆいを乗せている少年が
「まぁ待て、気が動転するのも無理はない竜になれぬ娘一人大型の野生の竜三匹に囲まれてれば」
「あんたが一番話を聞け!」ガッ
エルボーで鳩尾を決めたゆいの攻撃に少年隊長の息が一瞬止まる
「そして娘っいうな!」
「「「「「貴様(女)!隊長に何をする?!」」」」」
殺気立つ竜騎士達
そこへ
「グルゥアアアアア!!!!」
あおと達が追いついてきた
「「「なに?!」」」
「ちっ契約前の段階でなんて速さだ!
王都まですぐそこだ!野生の竜は結界内までは入ってこない!総員全力で飛べ!!」
「「「「「はっ!」」」」」」
「待って!あの子たちはっ?!くっぅ!!!?」
突然ます風不意の疲労感がゆいを襲う
その瞬間不思議な感覚がゆいの体を通り抜けた、
いや実際に王都への侵入阻害結界をゆいが、ゆいを乗せた竜騎士たちが通り抜けたのだった。
そのまま意識が遠くなっていく感覚の中ゆいは
「キュゥ!クゥゥオオオオ!!!!!」
結界に阻まれたあおと達の悲しい鳴き声が聞こえたきがした。
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暗転そして。。。
次回ファンタジーなので、そうゆうこともあるよね!?って感じの回っす