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鬼畜な義兄弟  作者: レイ
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罰ゲーム

楽しんで書きますので宜しくお願いします!

「ちょっとやめてよ!」



「えへへ、きゅうり残した罰だよ!朝ごはんは僕が作ってんだから、雫のパンツは僕が洗濯しても良いよね?」




「マサうるさいぞ?」




「だって!雫が…僕が作ったサラダ残すんだもん!屋根からパンツ大量に落とすのと僕が洗濯するのどっちがまし?」




「どっちもいやだろ普通」



「へーそうなんだ。僕ならどっちも気にしないのに」



「あたしもいや…それパパに買ってもらったパンツだし」




「パパってさ、お前はファザコンかっつーの!いい加減オヤジとか呼べよ」




「イヤーー!!」



「ハイハイうざい雫!」



マサくん本当意地悪なんだから。雅くんは優しいのに。あたし達の毎朝の会話は多分こんな風だ。義兄弟になっていくつ歳を越しただろう。あたしがまだ小さくて、はっきりと言葉を話せない時だから指を折り曲げてもあたしの手だけじゃ足りない。



高校になった今でも、あたしとマサくんはバカな会話ばかりしてみやびくんが横から止めてくれる。


こんな関係がずっと続けば良いな。あたし達は血が繋がってないけど義兄弟なのだから。



ずっと……




義兄弟…なんだから。




あたしのママは体がそんな丈夫じゃないし、パパはあたしが生まれる前には居なかったらしい。




だからパパの顔は覚えてなくて、体の弱いママと暮らしていた。優しくて可愛くてたまに天然だけど大好きなんだ。




ママの優しいご飯が大好き、ママに抱きつけば太陽の匂いがするんだ。




ポカポカになってあたしも寝ちゃいそう。




今は義兄弟も増えて賑やかで毎日楽しいけど、意地悪はやめてよね?



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