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出るもんは頂きます!

 

 「え……」


 「魔王や魔族は魔神が作ったのならそれが可能じゃないのかな?って、今生き返らせないのも時間がかかるとか、何かしら理由があるんじゃないかって」


 「……」


 「ウジーザスさん?」


 ウジーザスさんは俺を見ているが見ていない……見ているのは俺の奥……きっと、俺の未来を見ているのだろう。


 「これが……新しい【神】の選択肢」


 「???」


 どう言う事だ?


 「分かりました……アナタはその目的を忘れないでください」


 「え?じゃぁ!」


 その言葉の意味が分からないわけではない。

 つまり、俺の望みは叶う未来という事!うっひょー!キタコレ!


 「しかし、未来は1つじゃない、過去は1つでも未来は無限にあります」


 「それでも俺の望む未来があるなら!」


 「ん?俺?」


 「あ、いや……えと、あはは」


 「これから先、気を付けてください、未来はちょっとした事で変わるので」


 「バタフライエフェクトって奴ですね」


 「そうです……では、今後の事を話す前にやる事がありますね」


 「やる事?」


 「私達がこうなった以上、これ以上他の方達を戦わせる意味がありません」


 「た、たしかに」



 ____こうして俺とウジーザスさんは他の人が戦っているのを止める為、みんなに通信したわけだ。



 まぁ……まさかエスが加勢してるとは思わなかったけど……


 現在、ウジーザスさんはこっちに、背中を向けて通信している、たまこさんとレナノスさんの方は通信した頃には戦闘は終わっていた。

 

 ちなみに、通信した時キスみたいな音聞こえたからしばらく話しかけない様にした。

 緊急用なので勝手に繋がっちゃうのだ……案の定、良いところで声をかけたら焦ってたので何も聞こえてないフリをしたぜ!リア充爆発しろ!


 「あれ?」


 気がつくと俺の前にピンクの飲み物が置かれていた。


 「コーヒー……じゃないよね?なんかジュースみたい」


 匂いを嗅ぐと甘い匂いがしてきてご丁寧にストローまでついてる。


 「これ、転送されてきたのかな?」


 あ!そう言うことか!通信で時間かかってるからどうぞって奴だな!


 「では、遠慮なく、いただきます」


 うん!うまい!炭酸が効いててピーチフルーツの味がして………


 「あ、あれ……」


 久しぶりのこの感覚……


 「ね、ねむ……い」


 薄れゆく景色の中、聞こえてきたのはウジーザスさんともう1人の少女の声……


 「ユキさん、これでいいんですね?」


 「はい、これで出てきます」


 どうして……ユキさん……


 


 




 





 「出てきてください、『女神アオイ』」















 『キャハッ♪』






 

 


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