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リュウトパーティー!

 《ミクラル王国 ナルノ町》


 「会いたかったよっリュウト~」


 白い艶やかな髪を揺らしながらぎゅぅぅう!と思いっきりリュウトを抱きしめる少女『みや』


 「苦しいよ、みや」


 「ごめんごめん~」


 「久しぶりですね、みやさん」


 「アカネも元気してたっ?」


 「もちろんですよ、私は私で会いたい人に会えましたから」


 「それってこの前話してた奴隷仲間の子っ?」


 「はい!妹ちゃんです」


 「ふーん??」


 「ま、その顔を見たいならすぐそこで見れるぞ、なぜかアオイさんと同じ顔が町にあちらこちらに居るからな……ちょっと気持ち悪い」


 「リュ、ウ、トさーん?それは妹ちゃんを侮辱したと思っていいんですかね?」


 「ひ!い、いや!違うんだ!ほら!アオイさんはアオイさん本人のオーラというかあれで可愛いからさ!」


 「ふふん、そうですそうです、偽物より本物の妹ちゃんは可愛いんです」


 「ふぅーん、リュウトがそこまで可愛いって言うと嫉妬しちゃうなぁ、会ってみたいかもっ?顔はわかったしっ」


 「あぁ!もちろん会わせるさ!ちょっとみやに手伝って貰うかもしれない、アオイさんの呪いを解いてほしんだよな」


 「みやさんその時は私からもお願いします、じゃないと妹ちゃんはレンタル奴隷になってるので一生奴隷で過ごす事になります……」


 「いいよっ、リュウト達の頼みだもん、その代わり報酬は貰うからね?」


 「報酬?」


 「もちろんリュウトとキスっ」


 「アオイさんに俺がファーストキスを取られた後でな?」

 

 「むぅっ!」


 「そういや、俺達に新しい仲間が増えたんだ、紹介するよ」


 そういって何故かみやを見て隠れていたアールラビッツが奥から出てきた。


 「魔物?」


 「そ、この国ではモンスターって言ってるらしいけど、名前はアールラビッツの《あーたん》」


 「ふーん」

 

 ジーっとみやはあーたんを見る、あーたんはビクッとなってリュウトの後ろに隠れた……ちなみに大きいので全然隠れれてない。


 「まぁいいけどっ」


 「それよりみやさん!リュウトさんすごいんですよ、ミクラル王国の王様に呼ばれて特別待遇を色々してもらったり」


 「え?何々?聞きたい聞きたいっ」


 「お前らなぁ……ま、みやも合流した事だし、とりあえずどこかでご飯でも食べるか?」


 「そうですね!」


 「そうだねっ食べ____」


 そこまで言うとみやは『何か』を感知して青ざめ、震え出す。

 それはあーたんも動揺……丸まりながらガクガクと震え出した!


 「お、おい、どうしたんだよ?」


 「あーたん?みやさん?」



 「リュ、リュウト……っ、だめ、立っていられない」


 みやは呼吸が苦しくなり足の力が抜けて座り込む。


 「おい!みや?」


 「何……この感覚、今までの非じゃない程の濃い……リュウト……」


 「なんだ!」


 「これは____『女神』様の気配!」






 そう言った後、ヒロユキ達同様に地震がリュウト達を襲った____




 

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