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狐は幻想の英雄でして  作者: 榛乃チハヤ
第一章 願いの欠片でして
3/25

異世界の混沌でして

クソザコwwwwwwwwwwwww

 「君たちはまだこの国のことを何も知らないだろうから案内しよう」


 いかにも中世といった感じの雰囲気が広がっているこの街を、国王直々に案内をしてもらう。

 この世界に魔法の概念は一応あるみたいで、国王は国民に見つからないよう姿を消している。

 

 「はいじゃあまず通貨教えて」


 「私も気になるわ」


 「黄銅貨、銅貨、銀貨、金貨、白金貨、金剛貨の6つだ、金剛貨は国で数枚しか流通していない」

 

 金貨までは分かるが白金ってプラチナじゃないか。しかも金剛に至ってはダイヤモンドじゃねぇか。恐ろしい。

 

 「それについて重ねて質問、日本円換算してもらえる? それと黄銅って何か教えてもらえるかしら」

 

 「黄銅貨は一円、銅貨は十円、銀貨は百円、金貨は千円、白金貨は一万円、金剛貨は十万円になる。黄銅は銅と亜鉛の合金のこと」


 「理解した、んで俺達にいくらくれるんだ」

 

 「初期冒険費用としてそれぞれ金貨五枚ずつやろう、そこにこの街、ウィシュセントラが誇る武器屋があるから物資調達してギルドで仕事を獲得せよ」


 この後も国王の話は続いた。どうやらこの世界では資源を巡った争いが続いているらしい。

 国王曰く、資源を獲得するためにヴィシーズ帝国も他国と多少争っているとのことだ。


 「そうそう、君たちは『願い』を叶えるためにこの世界に転移した。だからそのお互いの『願い』を叶えるには冒険をしなければならない」


 「おおおおお前ななな何願った」


 「ああああなたこそ何願ったのよ」


 二人が自分の願ったことを思い出し戦慄していると国王がしゃべりはじめた。


 「雪斗の願いは『世界中の鉄道の経営権』だぞ」

 

 「なんてこと願ってるのよ! 一生無理よ!」


 「くれはの願いは『原子力発電所を作る』だぞ」


 「お前なめてんのか? 原発作れるわけねぇだろ!? お前真面目キャラじゃなかったのか?」


 そうそう叶うわけもないことを願ってしまったせいで冒険はマニアックで壮大になりそうだ。


 だが、それが面白い。


ふぁあああwwwwwwwww

クソやんけwwwwwwwww

↑じゃあなぜ書く

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