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【更新停止】流星に当たって、異世界召喚  作者: 八凪 柳一
第1章 冒険者篇
17/92

第9話 盗賊登場!

毎日2000PV近くご覧いただき、ありがとうございます。

このことも、大変な励みになっております。今後ともよろしくお願い申し上げます。


誤字や、助詞の間違い等ありましたら、ドシドシお待ち申し上げております。

修正する事で、文が良くなるのです。私にとっては、一字千金の価値があります。

よろしくお願いします。


下記は、ネタバレを含む設定資料です。

いくつか項目があるので、ご注意を


http://ncode.syosetu.com/n0441dk/


2016/07/15 大幅修正

2016/08/21 前書き修正

 結論から言うと、陣形は、あまり関係がなかった。リリシアの放った初撃の衝撃波でゴブリン150匹が全滅した。


 現在、リリシア正座中。


「あー、まー、訓練内容を変えよう・・・と、その前に解体をしようか。解体スキルを覚えている奴は・・・いないか。手本は見せよう。」


 ゴブリンなので、魔石しか取れない。アイテムボックスの自動収納をOFFにして、何種類何匹かの魔物モンスターを倒してくる。解体はエルナにも手伝わせる。いい発見があった。エルナは解体スキルを持っていた。なんでも、軍では定期的に、冒険者と別に討伐任務があり、メイドも従軍するらしい。その際、メイドたちが解体作業をするのだとか。勿論、解体屋なんかも従軍しているので、プロの技術を身体で覚えたとか。幼馴染4人と眷属が解体スキルを身につけるまで、解体を手伝ってもらうことにした。ただ、エルナは暇なので、出来れば、みんなが覚えても、旅の間は、解体作業をさせて欲しいと、要望されたので、受け入れることにした。仁やエルナが見本を見せながら、解体していく。ちなみに凛は、ユニークスキル「スキル獲得率上昇」のおかげで、既に習得済みだ。


いいスキルだ。

スキルはほぼ全て習得済みだが、

みんなの為にも、欲しいな。

今度お願いしてみよう。


 さて、初めての解体作業も終わり、ちょうどお昼になった。みんなでお昼を食べながら、昼食後の訓練について話す。今度は、仁VS幼馴染4人での模擬戦。模擬戦をしようと思った時、仁の広域鑑定に何か引っかかった。


「訓練、一旦、休止だ。街の方から馬車が来てる。やり過ごそう。いつでも、街に向けて進めるように・・・ん?いや、これは?」

「どうしたの?仁君」


 仁は、既に認識した馬車が包囲されていることが分かっていた。10人規模?いや、さらに後方に20人ほどいるので、30人規模の盗賊と思われる。馬車側にも冒険者の護衛がいるようだし、やや、冒険者が不利な数だが、馬車を逃すくらいはするだろう。別段、助けに行かなくても・・・馬車の中身くらいは見ておくか。


エルフ奴隷が1人?!

それにしちゃ物々しくないか?

ふーん。女の子かぁ

エンシェントエルフかその娘か、

はたまたもっと珍しいエルフか

ハーフエルフかぁ、そんなに珍しくも・・・

ダークエルフとエンシェントエルフのハーフ?!

なんで?

あんなにダークエルフを毛嫌いしてる連中が?


「ねー?仁君聞いてる?」

「あ、すまん。盗賊に襲われているようだ。間に合うかわからんが、行ってくる。

何があっても、ここから動くな。

最悪、ここで野営な。

盗賊たちの動きを見て、アジトを暴き、

殲滅が必要だろう。」

「うん」×5


 仁は、運動系スキル「疾走」を発動させて走り出す。色々なスキルと組み合わせてよく使うスキルだが、単体でも、全力で走れば、馬の50倍ほど速く走れる。ただ、そんな事をすれば筋肉はズタボロに成るだろうが。ひとまず、馬の10倍くらいに加減する。馬車までの途中に盗賊20人が潜んでいる森がある。運動系スキル「悪路走破」「浮揚走行」を用いて苦もなく森を闊歩した、途中で盗賊を始末しながら。先ほど述べた、完全解体は人種には適応させていない。争うことやこんな風に盗賊を討伐することもありえるからだ。だが、死体はアイテムボックスに入れられるので、すぐに収納させる。


 森を抜け切る手前で減速をし、ギリギリ森の中の、1本の木の頂まで登る。状況を再確認するのではなく、どちらが優勢になるかを、待っていた。馬車の側が優勢なら、このまま戻れば良い。それも縁だし、それも運だ。珍しいハーフとの縁が無かっただけだし、珍しいハーフと出会う運も無かったのだろう。


ただし、無類の運の高さを誇るがなっとぉ


 冒険者のうち、1つのパーティが盗賊側に寝返り、もう1つあった冒険者パーティを次々と無効化していく。もう1つのパーティは女のみの4人パーティのようだ。馬車の主人は、既に鬼籍に入った。奴隷の方には手を出さないようだ?


商品だからか?

いや、興味ないだけか。

興味があるのはあの女パーティのメンバーか?


あ〜あ〜哀れだね〜

妬まれてんか

恨まれてたんか分からんけど

男どもに、ガンガンに輪姦まわされてるよ

女ももう正常な意識は保ってねーな


しかし、あの冒険者たちも手馴れてるなぁ

肩腱板断ちやら、踵骨腱断ちやら

慣れすぎじゃねー?


上位鑑定で犯罪者歴でも確認すっか?


あー、あるわあるわ

殺人こそしてねーが

傷害、脅迫、婦女暴行、婦女監禁、無免許奴隷販売、無許可人身売買、誘拐

なんで捕まってないんだ?


お、こいつ隠蔽Ⅲがある。

こっちのには偽装Ⅲがある。

なるほどなるほど


他は〜?

あ、やべ女は見なくていいんだ・・・

カリメイ連合国ニミドカ大公家長女?!

カリメイ連合国アラニグカ公爵家長女?!

カリメイ連合国ジュンラホス公爵家長女?!

チンアルゼ公国王女?!


うわー面倒メンドくさ〜

全員カリメイ関係者じゃねーか

出てきたばっかだぞ

こいつらって第一王子弟たちの

婚約者とか、義理の兄妹(または姉弟)の関係じゃーねーよなー


それは見てないぞ〜〜

見えてたとかツッコミ入れても拒絶する!


「主さま〜〜、妖精の飛ぶ速度より、早い足って反則です〜〜」

「ナスターシャか。いいところに」

「あー、すごい性行してますね〜〜」

「そこは触れるな」

「助けるんじゃ無かったんですか?」

「助ける対象は、まだ、馬車の檻の中だ。外のことが分からず、怯えている」

「あー、あ?え?ダークエルフとエンシェントエルフのハーフ?!あ、なるほど、それで。こっちの4人は無関係なんです?」

「護衛の冒険者Bだな。ちなみに雇い主はあっちで死んでいる」

「なるほどなるほど。冒険者B?Aは?」

「Bを犯している奴らだ。」

「元Aが正解では?」


なんでシトドラヴの人たちは

ツッコミどころとか気になる点が

斜め58度くらいの方向にいく?


「まぁ、どっちでもいいんじゃねーか?」

「投げやりですね〜〜。」


まともに会話する気ないだろう?


「それよりもだ」

「あいあい〜〜」

「あの女たちを助けるか否かだが。」

「な!?女たちを助けない?!ご病気ですか?!」


ヾ(=・ω・=)o☆バイバイ☆ヾ(=・ω・=)o


 ナスターシャにデコピンして、何処に吹っ飛んで行ってもらった。


うん決めた!

ナスターシャの責任で

あそこら一帯は雷が落ちたことにしよう


「痛いじゃないですか〜〜」


早いわ!!

今から雷撃で無かったことにしたかったのに


「それで女たちは見捨てると」

「見捨てるにアクセントを置くな」

「なぜ、そのような?」

「それはあいつらの身分にある」

「ふぅん。カリメイ王の次男アッスントの許嫁と、三男バルトの許嫁と、四男カリットスの許嫁と、長女デボラの義妹ですか」

「おぅふ。見えなかったことにしたのに、明言しやがって。それにしても、名前がABCDなんだな。あの王もひどいな」

「作者もげふん。そーですねー(棒)」

「あーあー、完全に心が壊れたな。自ら腰を振って、まぁ。あの4人。ここはいっそ楽にしてやるのが、人助けだろう!!!」

「作者、迷走してまげふん。それは悪役のセリフでは?」

「他に手は無いだろう?もうこれ以上・・・、くっ!」

面倒メンドくさいって!仕方ありませんね。なんとかしましょう。」

「チュートリアルの経験上、お前の何とかは怖いんだか?」

「大丈夫です。今回はネタばらしします。

まず、壊れたな心はそのままにして、元人格は消します」

「うわー、待て待て」

「待ちません。その上で、あの格好を奴隷の貫頭衣に、武器防具、拠点の荷物・国を示す印章が入った貴金属はインゴットに戻しアイテムボックスへ。顔も変えましょう」

「げふん。ナスターシャさん、なんか怒ってる?」

「さ、冗談はさておき」


本当に冗談だよね?

冗談という名の本音とかやめてね


「どうする?」

「主様、このまま道なりに、エウロパに進む途上で、大公とカリメイ王の次男アッスントに会います。少々面倒ですが、彼らに恩を売っては?」

「さすが、ナスターシャ。それでいいや」

「はい。ほか諸々については、こちらでやっておきます」

「なら、俺が突入し、彼女らから視線が外させる。その瞬間に、ナスターシャは決行で」

「承りました」


 盗賊たちと裏切りの冒険者たちの背後から近寄る。


「なんか楽しそうなことしてますね〜〜」


 ばっ、と皆が振り返り、武器を構えようとするが、腰が砕けている者も多く、うまく動けない様子だ。


「何だ貴様は!ぶっ殺すぞ!」

「ははは、そんな怒らず。ちょっと、ご忠告をと思いましてね。そこな女性たちは、あなた方が思う通りに売れませんからお気を付けてと、ね」

「はっ!割り込んで、分け前をぶん取ろうとしてるんだろがぁ!!そーはさせねー!!」

「違いますよ。そこな女性たちは、カリメイ王の次男アッスント様の婚約者でニミドカ大公家長女エイダ・ニメドカ様と、カリメイ王三男バルト様の婚約者でアラニグカ公爵家長女ベサニー・アラニグカ様と、カリメイ王四男カリットス様の婚約者でジュンラホス公爵家長女キャロリン・ジュンラホス様と、チンアルゼ公国王女ダルシー・チンアルゼ様です。そして、ダルシー・チンアルゼ様はアッスント様、バルト様、カリットス様3人の義妹ですよ。ご存じでしょう?この国では誰でも知っていること。身分を隠したつもりで、冒険者ごっこをしている方々ですよ?高飛車だったり、冒険者にあるまじき言動が多かったでしょう?それをお怒りで、このような行動に出たのでしょう?でも、衝動だったとは言え、大貴族やカリメイ友好国の長女たちをこんな目に合わせたら、どうなるか。良くて車裂き、悪くて晒し首でしょうね。アッスント様、バルト様、カリットス様3人は次期カリメイ王候補、次期国王の後ろ盾の娘をこのような目に合わせたと分かれば、さて、どうなりますかな?」

「なぁ〜にぃ〜?!」

「リーダーどういう事だよ」

「聞いてねーぞ、いつものようにいい女と出来るとしか聞いてね〜」

「そんな危ない橋なら、乗らなかった!どうしてくれるんだ」

「俺たち盗賊団も巻き添えかよ!裏切りやがったな!」


 仁は柏手を打ち、全員の顔をこちらに向けさせた。


「何簡単です。消せばいいんですよ。こうやって」


 仁は右手で、フィンガースナップをし、パチーンといい音を立てる。


「ほら消えたでしょう?」

「な?!お前!魔法使いか!?」

「これであなた方は知らぬ存ぜぬで、通せばいい」

「おお!!」

「あ、そうそう、まだ、証拠がありますね」

「何だ?何でもするぞ!!」

「そうですか。ありがとうございます」


 仁は双手剣を抜き放つ。その瞬間に盗賊たちの首は宙を舞った。双手剣を鞘にしまうと、裏切りの冒険者たちの背後に立つ。


「あなた方は証拠ですからね。死んでもらいます

(処刑されてな)」


 仁は完全奪取にて、全てを奪った後、ナスターシャの力で、体力だけは100にしてもらい、解けないように、縄で縛る。


 冒険者らをルルルエサバドの冒険者ギルドに転送。事件のあらましについて、奴隷商、商品のエルフ奴隷を殺したと喋らせる。証拠品は、彼らのアイテム袋に丁寧に血糊付きで、入っている。彼女らの遺体を隠した場所の地図もだ。なお、彼らには、自分たちがした、自身の犯罪履歴と被害者、被害者がどうなったかを全てを話す事になっている。その後、広域鑑定済みの盗賊のアジトを急襲壊滅させた。一応、パフォーマンスの為、首を切った奴ら以外は、遺体をアイテムボックスへ。首を切った面々は、首だけをアイテムボックスへ。


 さぁ、珍エルフとおまけたちとの対面の前に、馬車と合流。ようやく、ご対面。エルフの名前はケレブリン。銀髪だったので、銀の輝きとか、きらめく銀という、古代アルブフェイム語から取った。見た目は、18歳くらいなのに、本当は128歳という超年上だが、エンシェントエルフの血脈か、後500年くらいはこの姿らしい。彼女は、エルナのもと、メイド見習いとして働いてもらう。野良奴隷のため、購入金額が不明になるが、4〜5年働いてもらったら、奴隷解放しようかと考えていた。


 おまけ4人が目覚めると、大変暴れられた。女の子のケアが出来るわけでもないので、葵たちに任せる。落ち着いたところで、馬車に乗って頂き、エルナらにお世話を任せ、仁らは馬車の外を歩くことにした。また、夜くらいに、エイダたちは、助けてくれたことへの感謝と、暴れたことへの謝罪をしてきた。


 さて、だいぶ予定がずれてしまった。明後日の昼には、街につきたいのだが。

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