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人は俺の事を勇者と呼ぶ  作者: ヴァ汁
ファーストブレイブ 召喚勇者
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ヒロ、蜘蛛と戦う

戦闘シーン多めの話です

蜘蛛は俺に向かって、再び糸を飛ばしてきたので、それを、バク転で躱す。


やはり、俺の身体能力はマジで上がっているらしく、バク転なんてものが余裕でできてしまった。


何度も何度も糸を飛ばしてくる蜘蛛に走って近付き、剣を蜘蛛めがけて振った、


が、流石に蜘蛛は雑魚ではなく、俺の剣を躱して、8本もある足の一本を俺に向けて、飛ばして来た。


これは、躱せない


そう思ったのだが、蜘蛛は、突然奇怪な悲鳴を上げながら吹っ飛んだ。


見ると、アミちゃんが、奴を殴り飛ばしたらしい。


アミちゃんの強烈な一撃を貰い、ひるむ蜘蛛、そのスキを逃さず、俺は、蜘蛛に向かって走った。


「とどめ 喰らえっ!」


と叫んだが、蜘蛛は、俺の予想以上にしぶとく、糸を飛ばしてきた。


「うわっ!」


俺はそれに反応できずに、捕まってしまった。



蜘蛛は、俺を捕まえた糸を二本の足で引っ張った




すると、俺の身体は、とてつもない速度で空を走り、蜘蛛の元へ引っ張られた。そして残った6本の足を、俺目掛けて、突き出した。


しかし、たかが蜘蛛ごときにやられる俺ではない。



俺の個人特有能力は、何だか覚えてるか?


俺は、指を鳴らした、すると、俺の眼の前には、やはり蜘蛛がいたが、俺を縛っていた糸は身体から無くなっている。


そう、テレポートを使ったんだ。


蜘蛛は、俺がもう、糸から逃げたことに気づいてない様子で、大事な俺の入っていない糸を殴った。


その、盛大な空振りは、大きな蜘蛛の体を容易に空に浮かべ、蜘蛛をこけさせるには、充分だった。

完全にスキができた蜘蛛に対して、俺は、情け無用で剣を振った、




蜘蛛は、案外硬く、一撃では、斬れなかったが、二発三発叩き込むと、いずれ、動かなくなった。





「OK、終わったぜ、アミちゃん!さっさと帰って、魔女のとこに行こうぜ」


そう、俺が言うと、少し離れた場所から、


「はい、やっぱり、ヒロは、強いですよ、さて、その子の角を千切って持って早く戻りましょう!」




「待って、俺がやんの⁉︎角をちぎんのおれがやんのっ!?」

「当たり前ですよ」

「ちょっと待ってぇぇぇ!」



流石にそんな事はゴメンだ、この蜘蛛だいぶ気持ち悪い外見してんだもんっ!こんな蜘蛛の角ちぎるとか、絶対気持ち悪いって!



「俺無理、できない、そんなグロいこと出来ないよっ!」

「じゃあ、ヒロ、貴方は、女の子にそんなグロいことをやらずつもりなんですか?」



そう言われると、もう、反論できねぇ、





覚悟を決めろよ、ヒロ!俺ならできる、俺ならできる!




ブチュブチュ、ボチャァァッ!ブブチャッ!




「やっぱ、無理ィィィィ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」







30分後、無事俺は、蜘蛛の角を手に入れることを成し遂げた。






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