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人は俺の事を勇者と呼ぶ  作者: ヴァ汁
フォースブレイブ 荒来勇者
51/53

ヒロ、アジトにて

「よし、んじゃ、行くか」


「あの〜、もう、俺逃げていい?」


「何言ってんですか?その仮面がないと、入れないんですよね?ついてきてもらいます」


「ひぃぃ」



俺達はコツコツと音を立てながら、地下へ進んでいた。


なんか薄暗くて、鼻をつく匂いがしている。

それはさておき、このアジトは結構良くできた組織のような気がする。

構成員も沢山居そうだし、こういうのは初めてだ、今までは、とてつもなく強い敵を数の暴力で、倒していたわけだが、今度は相手の方が人数は多そうだしな





しばらく進むと、階段は終わり、扉の前に着いた



扉には、仮面を置けば、扉開く、と書いてあったという事はそういう事なのだろう


「おい、えーっとヤバルト様ほら、開けろよ、ほら早く」


「くそ、分かったよ、これが終わったら俺は逃げるからな」


文句を言いたそうな顔をしながらヤバルト様は仮面を扉に掲げた、すると、扉が独りでに音を立てて開いた。


「魔法って凄いわ、当然だけど」

「うむ」

「面白いの!」

「感想は後にして下さい」

「行くぞ」



俺達はZのアジトに乗り込んだ。








「ひぃ、ふぅ、みぃ、 五人か、少ないのぉ」


‼︎‼︎‼︎⁉︎


入った瞬間、大柄な男が、突然現れた



「なっ!何だっ!!てめぇっ!」

突然の事だったので、シンプルな言葉しか捻り出せなかったが、この状況では、これが一番最適な質問だ、男は口を開いたが、それは質問の答えではなかった


「侵入者の癖に何だとは自分勝手よのぉ」


「貴様、いつの間に、私達の前に来た!?」


「さっきだよ、ついさっき来たんだよ、悪いけどウチには、魔力を感知できる仲間がいてのぉ、知らない魔力なら、何人かは分からんが、気付けるんだのぉ」


「すっとろい喋り方しやがってッッぶっ倒してやるっ!」


「悪いけど、痛い目にはあってもらうんで、まぁ、殺しはしないから、安心する事よのぉ」



刹那、男と、俺の隣にいたアミちゃんが





消えた。



そして、数秒遅れてドゴンッと、何かにめり込む音がした。



その方向を見ると、あの男と、壁にめり込み、気を失っているアミちゃんがいた



「脆いのぉ、もう気絶しおった」


「アミちゃんッッ!!」


焦って、剣を抜き、斬りかかったが、そこにはもう、男はいなかった。







バコンッッ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎




えっ?


突然の音と痛みと同時に俺の意識は闇の中へ吸い込まれていった。




失いかけた意識の中、俺は確かに聞いた





「わしの能力は、テレポート、瞬間移動ってやつよのぉ」












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