ヒロ、小遣い稼ぎする
「という訳で、この犯罪者を捕まえよう!」
「分かりましたが、どうするつもりなんですか?そう簡単に、こんな悪そうな奴が見つかると思いますか?何ですかこいつ、眉毛繋がってますよ、やべーっすね!」
「そうよ、ヒロ君、この眉毛野郎、眉毛だけじゃなくてもみあげと髭も合体してるわよ、ドッキングしてるわよ」
「おい、ヒロ、こいつ人間か?」
「君達、そんなに悪口を言うのはよせ、犯罪者だが、流石に可哀想だ」
「分かりましたよヒロが言うなら止めますよ、で、どうやって此奴を見つけるつもりなんですか?」
「見つけるつもりなんてねーよ、此奴は旅人を狙って金品を奪う輩らしい、それを利用する」
「それはつまり、また、あの地獄のような砂漠に戻って、奴が襲ってくるのを待つの!?冗談きついわ!」
「大丈夫だと思う、何故ならば、この町に来る道中で、幾度か、盗賊に襲われたではないか、きっと此奴もすぐ見つかるだろう」
「だとしてもね、だとしても」
「いいじゃねーかマナさんこの状況だ、死ぬ気でやらなきゃ死んじまうぜ」
「それもそうね、付き合うわ、ヒロ君」
数分後
「はははははーっ!てめぇら!俺は盗賊だー!金を置いてけ!」
すげーすぐ見つかってしまった。
この眉毛、この髪の毛、この髭、一致してやがる、何て、都合のいい展開なんだ!
「はははは!こんな砂漠に女ばかし連れて呑気な奴だな!ムカつくぜ!死ね!」
そう言って飛びかかってくる眉毛マン
「カナ、頼む、殺すなよ」
「御意」
その日、砂漠に男の悲鳴が響いた。
なんかごめんね。後、ありがとう。
続




