表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

プロローグ

西暦2020年8月20日、アメリカのアメリカン・エアラインズ・アリーナ では今まさにミラコスタ校とサンダーバー校の2校が中学バスケの頂点を決めようとしていた。


「ディーフェンス!ディーフェンス!」


「オフェンス!オフェンス!オ、オ、オ、オフェンス!」


両校の生徒たちが必死に応援している。

試合は終盤第4クォーター残り42秒、95対94でサンダーバー中学校がわずかにリードしていた。

そして今コートの中ではミラコスタ校のエースとサンダーバー校のエースの2人の選手が対峙していた。


「なぁ、俺さアメリカでバスケできて良かったわ。」


突然ミラコスタ校のエースが笑顔で話かけてきた。


「あぁ僕もだ。君は日本人なのにミラコスタ中学校を引っ張ってここまで来た。僕はそんな素晴らしい選手に出会えて本当に良かった。」


「おだてるなよ。照れるだろ。」


「おだててなんかいないさ。本当のことさ。」


そう言って2人は笑いあった。


「さぁ、泣いても笑ってもラスト30秒。ここは勝たせてもうぜ。」


「そうはさせないさ。ミラコスタ校の3連覇、ここで止めらせてもらう!!」


瞬間ミラコスタ校のエースがドリブルで抜こうとしてくる。

負けじとサンダーバー校のエースも必死にディフェンスをする。


――――ダムダムッ


ミラコスタ校のエースが緩急をつけたフェイントで勝負を仕掛ける。

サンダーバー校のエースはついてくる。

しかしそれを読んでいたミラコスタ校のエースはロールターンをして完全に抜き去った。


「なっ!!」


サンダーバー校のエースがが苦悶の表情をする。


「おれの勝ちだ!!」


――――スパッ!

ミラコスタ校のエースの綺麗なレイアップシュートが決まる。


――――ビィィィィィィィィィィィィィィ!

試合の終わりのブザーがなる。


「うをぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

試合が終わった瞬間観客席から歓声がなり響いた。


こうしてミラコスタ校のエースは3連覇という偉業成し遂げた。

しかし彼の物語はこれで終わりではない。

むしろミラコスタ校のエース”瀬川せがわ 海斗かいと”の物語はこれから始まるのだ。










ドリブルの技名が分からない人はYouTubeに載ってるので参考にしてください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ