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ポンコツ日和2

作者: 雨宮月子
掲載日:2026/03/05

応接間で商談をしていた。


ソファと机がまあまあ離れている配置。

自分の膝より低い机を挟んだ向かい側に座る取引先の前に色々と資料を並べる。


資料を覗き込むように、

あれこれと資料の中のデータを指し示す。

おしりはソファに残しつつ、上体背中を目一杯伸ばす。


上体の代わりに腕をのばせば良いじゃないか。

勿論普段だったらそうしている。


できないのは腕の毛を剃っていないから。

腕をのばすと、ブラウスの袖が引き上げられて、わたしの腕の毛が丸見えになってしまう。


でも限界がきた。

お客様側に置いてあった紙をどうしても取らなければならず、サッと取ったつもりだったが、よりによってその瞬間だけ皆がわたしの手元の動きをみていたのだ。


一瞬無言になったが、数秒後上司が話を変えたことで、気まずい空気は強制的に換気された。


あれから手首上20cmは春夏秋冬必ず剃るようにしている。


空気って凍るんだね。

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