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ヤマネさん、高校の食堂行くってよ

ヤマネはいつも通り高等学校(略して高校)に

歩いて通っていました。

何故だかヤマネは寂しげな顔をしています。


ヤマネ「まさかソプラートが引っ越しちゃうなんて。

    あまりに急だったからお別れの品すら

    渡せなかったし…。しかも、1番の仲良しな

    同級生だからショックだな…」


そう。ソプラートは自分の生まれ育った世界に

帰ってしまったのです。ヤマネはそれを受け入れる他

ありませんでしたが、それでもやはり、悲しいこと

ではありました。


ヤマネ「気分を紛らわせる方法ないかなぁ?」


そのような気持ちで校門を潜ると、ヤマネの眼に

今までなかった建物が入ります。

看板を見てみると、つい最近新しくできた高等学校の食堂らしいです。


ヤマネ「食堂か…今日はお弁当抜きだったから、

    使ってみようかな」


テストの点数が悪かったヤマネは、きょうは弁当抜きだっため、丁度よいと思い、今日のお昼は食堂で

食べることにしました。因みに、テストは8割も

取れていたそうです。


お昼休み。ヤマネはウキウキしながら、外にある

食堂へ向かいました。

メニューを見てみると、多種多様な定食や、麺類、

ちょっとしたお菓子なんかもありました。

しかも、学生にとってお手頃な価格。

ヤマネはメニューと睨めっこします。


ヤマネ「全部美味しそう!決められないよ〜」


そう言って、食券機の前で熟考します。

しかし、後ろの神たちは今か今かと待っていて、

ヤマネの姿にうんざりしてため息をつきます。

それに気づいたヤマネはヤベっと思い、急いで食券を

購入し、慌てて購入口に向かいました。


店員「食券をどうぞ」

ヤマネ「はい、こちらです」


ヤマネは『カレー普通盛り』と書かれた食券を、

店員に渡します。

すると、信じられない速度でカレーが出てきます。


ヤマネ「は、早いですね」

店員「沢山の生徒さんが来ることに備えて、今日まで

   修行してきましたから」


どんな修行だよと思いつつ、カレーを受け取った

ヤマネは、カウンター席に座ります。


ヤマネ「いただきます!」

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