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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

山の向こうに見えたもの

こっちに来てから、それまでの趣味だった山登りをしていないことに気が付いたのは、いつだっただろうか。

ここまで、休みもなしで働き続けてきた。

働かないと生きていくことができなかったから。

でも、今は正しい評価を受けることができるギルドだし、それ以外にも色々気にかけてもらえる恵まれた環境だから、そろそろいいかもしれない。


ギルドでは、ランクに応じたメリットがあり、ランクD-には、クエストを1個達成することで、クエスト達成日から翌日までの1泊に限って、ギルドから紹介された宿に食事つきで無料宿泊ができるものがあった。だから、クエストを複数達成すれば、達成した個数分、宿泊期間が伸びるということになる。


ここには、知り合いもいない。街道を辿って着いた先がこの街だったから。

所持金はあったがここでは使えなかった。換金が出来なかったから。

知り合いもいない。所持金もない。当然、食事もできないし、体を休めることもできない。

この街にもギルドはあったが、他の街と違って単独運営のギルドだった。ギルド連合加盟だったら、ギルドに預けていたお金を引きだすことができたはずで、困ることはなかっただろうから。


でも、あの地獄だったようなところから逃げるためだったのだから、かえってこれでよかったのかもしれない。嫌でもやらなければならない事を強要される可能性は、限りなく低くなった。

同じような境遇は、俺だけではない。あの時、こちらに来た者は例外なく、何らかの役割を持たされ、その役割に沿ったことを行うように強要された。

俺だけが、その任務途中に逃亡。追い手を振り切ってからも油断なく街道の最後にあるこの街に着いた。

かつては、連れて行きたい人もいたが、ある時から態度が急変し、まるで別人のようになってしまったので、あの頃はもう戻らないのだと思って、単独で逃げてきた。


後悔はしていない。

あのまま、任務を終わらせてしまえば、用済みとなって、どうなるか分からなかったから。


ノルマの50個まであと5個となった。

休日を全く消化せずにやってきたので、休日が9日間もある。

あの場所では、嫌々やっていたが基礎部分はこちらに来る前もやっていたから、他の誰よりも強く早い判断で何度も危機を脱していた。


ギルドスタッフから、この調子なら市民権獲得は間違いない。ここまでの積み立てもあるのだから、少しゆっくりしてはどうか?と言われた。


この街が街道の最後というのは、訳がある。

街道の反対側は標高が高い山脈となっているから。

また、この街自体が標高のかなり高い場所にある街のため、空気の薄さなどに慣れていない場合は、街に滞在すること自体が難しくなる。

こちらに来た時の街は、海辺にある低地の街だったし、任務のために行くことになった場所も、ここまでの標高はなかった。

追手がこないのも、標高が高いのが原因だと思う。


*****


山を登り始めた。

昔、登っていたことを思い出しながら。

あの時は思いもしなかったけど、あの時が一番恵まれていた。

今は、家族も知り合いもいない。

いや、出発した街には、この1か月間で知り合った人も多くなった。

でも、こっちに来る前のことを知っている人はいない。

もしかしたらいたかもしれないけど、今となっては、それも意味はない。


こちらに呼び込んだ者たちは、標高が高くなるとそれにつれて、怪物のレベルも上がると言っていた。実際は逆で、自然環境が厳しくなる標高が高い場所では高レベルな怪物はいない。むしろ、自然環境が見えない怪物となって襲ってくるという感じか。


だから、装備も山登り用の装備で、必要最小限しか持ってきていない。


明け方に登り始めた山だったけど、どうやらお昼になる前に山頂に着きそうだ。

山の向こうには何があるのか、幾人か街の人に聞いたが、詳しく教えてくれなかった。


答えてくれた事は、みんな同じただ一言だけ。


「見えるものは、望むもの。」


山頂に着いた。

さっきまで晴れていて、頂上もはっきりしていたのに、登り切ったと思った次の瞬間、周りが真っ白になった。

雲?いや違う。

靄?いや違う。


声が聞こえた…

どこか懐かしい声だった…

どこで聞いたのだろう?


…あれは確か…


そう、こちらに来る前に、自宅で家族と夕食を取っていた時だと思う。


あれが最後だった。

俺がいなくなって、残った家族はどうなっただろう。

行方不明で扱われるのだろうか。

俺はここで生きていると声を張り上げても、残った家族には届かないだろう。

俺はいなくなってしまった。

勝手に連れてこられて、生きるためには他の命を奪わないと生きていけなくして、自分の感情や意思を曲げられて…


見えるものは望むもの…今のがそうだったというのか?


周りの白い何かが晴れ始めた。


現れたのは、三角や二重丸、四角や矢印などの模様でできた巨大な”何か”

こっちに来てから何度か見ているから、これが魔法陣と呼ばれるものだと推測できる。

しかし、見たことがあるものは平面だったのに、これは立体的で模様のあちこちで点灯したり点滅したり。模様も刻々と変化している。

意外と変化に富んでいて、面白いし気になるので、しばらく見ていたが、そのうち時間の感覚がおかしいことに気が付く。

山を登り始めた、その後のことがはっきりと思い出せない。


ふっと…気が付くと、目の前の魔法陣は、中心の二重球体部分を除いて点灯していた。

中心だけは、周囲の点灯部分を侵食するような形で暗くなっていた。


いかなる音も聞こえない、風すらも息をひそめるが如く、自分の出す呼吸音もためらう重く圧迫されそうな雰囲気の中、それははっきりと聞こえた。


”汝が望むものは”


即答した。


”家族に会いたい”


思わず目を閉じ、その家族の顔を脳裏に浮かべながら、言ってはみたものの叶うことはないと思って、涙が流れ始めたところ…


”さすれば、汝の思うままに”


との声とともに、目を開けたところ、そこはこちらに来る直前にいた場所だった。


自宅から離れた場所で新しくオープンしたイベントモールだった。

モールの隣は新しくオープンしたベイエリアになっていて、定期船も発着するという話だった。


オープン直後の平日。

週末に家族と来るための準備を兼ねて、仕事帰りに寄り道をして行ったが、それが裏目にでて、今の状況になるとは、思わなかった。


そのモールを中心とした半径約3kmの円内にいた全ての物は、こっちに引きずり込まれたのだ。人だけではない。建物も自動車も船もヘリコプターや飛行機ですら全ての物が…。

こっち側に引きずり込まれた時の状況から、元々の場所は港湾部分から大量の海水が流れ込み、周囲よりも桁違いに深い海底が出来上がったはず。

深くても100mもない港湾部が突然深さ3000mの海底になったのだろうし。


そんなとんでもないことになる前の場所を見ている。

モールの上空から…


”あれが起きた”

引き込まれた。

時刻は、18時ちょうどだった。


物凄い勢いで周囲が崩れていく、星が悲鳴をあげているかと思えるくらい。


あの平穏な日々はもう戻ってこないと見させられているような、そんな感じにさせられた。


思わず、目を閉じ、耳を手でフタをして、口をつぐんでしまった。

強く、強く…


元々、音など聞こえなかったけれど、気が付くと、山頂に戻っていた。


巨大な魔法陣は消えてなくなり、眼下をみることはできない。

山すその大部分を雲が覆っていて、すぐに下山しないと危険かもしれないと判断したので、時間不明ながら下山を開始した。


行きと下山ルートが違ったためか、行きでは見ていない建物を発見した。

空に稲光が走り始めたところを見ると、無理に下山せずに、この建物に泊って行った方がよさそうだ。

しかし、近づくにつれて、おかしいと思い始めた。

なぜなら、自宅隣にあった建物にそっくりだったからだ。

その建物は、自宅と渡り廊下で繋がっており来客者がこの建物で宿泊することができるようになっている。

防犯上、建物の方から自宅へ行く場合は、仕切り扉にある暗証キーに声紋照合をしないと開けられないが。


建物の前まで来た。

自宅横にあった建物とそっくりというか、全く同じだった。

渡り廊下も途中まである。ちょうど、仕切り扉のところで終わっていて、自宅側がないけど。


そして、その建物から、何かが潜んでいるような、そんな変な感じがしている。

そう、一人娘がかくれんぼをしていた時がこんな感じだった。


玄関を開け、中に入る。

自宅の離れと言ってもいい場所だ。どこに何があるかなど、当然知っている。

もちろん、外見が同じだからと言って、中が違うかもしれないと思ったけど、玄関を入ってすぐのところにある巨大なアロエが置いてあったし、何よりも、渡り廊下をさりげなくふさぐ意味で置いてあったホワイトボードに、”お帰りなさい 大広間へ来て”と書いてあった。


あの字は、妻の字だ。


大広間で見た顔は、あの声に対して即答したその時に思い浮かべた顔だった。


願いは叶った。


*****


大広間で、2人と久々の再会を喜んでいた。

しかし、なぜか、大広間には、妻と長女のほか、ネコが3匹いた。

三毛猫が2匹と真っ白い子ネコ。

子ネコは見たことがなかったけど、神々しい感じがするが、なんなのだろうか。


妻と長女に話を聞いたところ、原因は不明だが、まだ被害人数や金額などがはっきりしないのだそうだ。

しかも、向こうでは、約2年過ぎていたのに、こちらではまだ2日。

モールの先にあったベイエリアから内陸に約20kmという物凄い広さの岩盤プレート地滑りが発生して、その上に載っていた全ての物が海に引きずり込まれたとか、どこかの国が熱核爆弾を作って、それをモール上空で爆発させ、爆発範囲にあった全てを吹き飛ばしたとか、UFOに持っていかれたとか、異世界に運ばれたとか、いろいろ大騒ぎになっていた。


実際のところ、向こうに行ったのは半径約3kmだったが、地面ごと削られたので、周囲が崩落し、転位させられた範囲よりもはるかに広い範囲(崩落したのは、最遠でベイエリアから約20km)におよび、隣の県にあった自宅のある島は直接の影響がなかったもののモールの所在地に近いが隣の県の県庁所在地が巻き込まれたことから、陸上の移動ルート寸断されてしまっている状況。

とは言え、島では船も所有しているので、移動に困ることはないのだが。


そして、重要なことは他にあった。


長女は、こう言った。


『お父さんが行方不明になったので、神さまにお願いをしたら、会わせてもらえることになった。神さまも同席したいと言っていた。』


同席?

神さま?誰?


妻は自分で自分を指さしていた。

妻は神さま?


思わずそんなことを聞いてしまったが、違う違うという感じで手を振られてしまった。


そして、あの白いネコを神さまだと妻は言ったが、やっぱり という感じになっていた。


その神さまが言うには、


この島に祀られている神さまであること。

今回の事態に対して、管理者から謝罪と事後措置のための協力要請があったこと。

管理者からの協力要請に応じるとともに、その実行協力者として、島にいる神職及びその家族を指名したこと。家族には、今回の事態の被害者も含まれる(該当者は、俺だけ)。

この建物は、元の世界では自宅横にある建物と同一だが、建物内に入ることができるのは、実行協力者だけとなっているうえに、妻たちは、この建物から外へ出ることができない。自宅から外に出て、建物に入るということもできない。

仕切り扉から先へは、俺は行くことはできない。


などなどの細かい取決めがあったが、この建物へ行くことが出来る扉自体は、移動可能だと言われたため、あの街で家を確保したあとは、いつでもこの建物から家族に会えることになった。


*****


あの後、街へ戻り、すぐに5個のノルマを達成。晴れて、市民権を獲得した俺は、街で山側のはじの方に自宅を建てて、あの扉を設置した。


扉から先は、家族の待つ場所に行けるようになった。

これから、どうなっていくかは分からないけれど、いつかはきっと…


おしまい


*****このお話の設定について


この街の住民の場合、登録することですぐにD+となります。

登録をしなくても、Dランクです。

このDランクは市民権を持っている人を指し、クエスト達成などのノルマを持たない人を指します。


市民権を持たない者。主人公などは、D-(マイナスDランク)となり、ギルド登録と同時に、準市民という身分になります。D+と似たクエスト達成が求められますが、その内容はD+よりも厳しく、1か月間(50日)連続クエスト達成となっています。連続とはありますが、毎日1つずつ追加され、5個ごとの達成で継続猶予ボーナスとして休日に1日が加わるため、最終的に最大で9日間の猶予が発生。達成数の最大は50個ですが、50個目達成=50日目に、猶予期間は全て消えるため、45個目達成時にそれまでの猶予期間分を全部消化するのが一般的。(ちょっとした小旅行も可能。クエスト達成時の解決金は、ギルドで積み立てられている。引き出しは、ギルドへの引き出し申請が必要。市民権獲得ほぼ確定の45個目達成の際は、積み立て+融資(ギルド長からの市民権獲得お祝い金の半分)の分のお金を引き出すこともできる)


D-ランクで条件を満たすと同時に市民権獲得。ランクはDランクとなります。

街の住民と違って、ギルドに登録しているDランクは、このD-から昇格してきた者以外はいません。


D-からDランクに上がった者限定で、Cランクに昇格するためのノルマの設定があります。

ギルド指定クエスト1つ、ギルドスタッフ養成研修受講、ギルドスタッフ(受付係)採用。

クエストの発注や達成は3か月以内であれば、ノルマ達成。

ギルドスタッフの方は、Cランク昇格希望を出した翌日から研修が行われ、研修中の態度などから研修終了後、スタッフとしてスカウトされて、実際に働くことでクリアされる。


Cランクより上は、いわば名誉職。

Cランクは、ギルド内の職位とすれば、一番下。平社員と言ったところ。

Bランクは、ギルド内の職位とすれば、中間管理職。場合によっては、街の支長(狭い場所の長。町内会長みたいなもの)。

Aランクは、ギルド内の職位は、管理職レベル。街の区長(最高責任者)



ギルド及び街での職位が高いとギルド内のランクも高くなる。

他のギルドとは違い、自らが危険にさらされるようなことは少ないため。

(このため、ギルド連合に加入できなかったという経緯がある)


ランク→登録時の身分など…の右側は、ランク以外の呼び方。どのランクでもギルドの登録は可能。ただし、登録に対する利点などに制限がある場合も…

F →殺人や強盗などの凶悪犯罪者などの最下層身分(絶対悪性)…最下層

E →犯罪者予備軍。詐欺や脅迫などのどちらかと言えば、軽犯罪者。(必要悪性)…下層

D-→身分証明ができない者。住居、所持金、係累がない者。(社会悪性)…おのぼりさん

D →住民登録をしているもの。…一般住民。(たまに不思議な人もいる)

D+→住民登録あり・ギルド登録なしの住民が、2か月間でのクエスト達成数が50個以上、若しくは連続30個達成すると就くことができるランク。D-からDランク昇格者は、D+ランクにはなれない。…班長

C →前のランク昇格後、3ヶ月以内にギルド指定クエスト3つ、それ以外のクエストを30個達成することでなることができる。なお、成績が良いといきなりBランクになることも。逆に限りなく班長に近い課長ということもあったり、なかったり。…課長

B →Cランクに記述したとおり、いきなりこの部長になる人もいる。基本的に地道に仕事をすることを望まれる…部長

A →ギルドのトップ。街を治める街区長、市長と言えば分かりやすいか。

S →該当者はいないが、国王が来た場合は、便宜上、このランクになる。ただし、この街に国王は来れない。


この街以外のギルドは、その職制によって分かれており、登録人数上位から挙げると、

1 冒険者ギルド

2 商人ギルド

3 消費者ギルド

4 交渉人ギルド

となっている。1人が複数のギルド登録をしていることも多いが、登録料や年会費などのお金が多く必要なのは言うまでもない。

クエストや様々な設定によるランク分けがされており、ランクが低いうちは、高ランクのクエストなどを受けることができない。

冒険者ギルドでは、登録数は上位だが、増減が激しいギルドでもあり、下位ランクの冒険者のクエスト中の死傷事故が最も多い。

2は、取引数によるランク分け。

3は…消費者と書いてあるが、厳密には情報屋の集まりみたいなもの。様々な情報をやり取りしている。

4は、不得意分野の交渉も待遇次第では、不利な状況をひっくり返す能力者の集まり。(オカシイ人が多い)


主人公のいる街=高空街こうくうがいと他の街から言われている。

ギルド=街の行政機関。

すなわち、ギルド長は市長と兼任という形。

そのため、他の街とのギルドの扱いが違うため、ギルド連合加入を却下された。

この街のクエストに上位・下位などのランク設定はない。

クエストの達成難易度などは、依頼票などから自己判断する。

クエストの発注数は、かなり多いが、その内容は行政機関が住民に対して行う行政サービスの一部を委託に出しているという感じ。準市民としての登録とクエスト達成時に宿泊無料を付けるのも街に定着してほしいから。登録料や年会費も不要。(別途、税金として納付してもらっているため。しかも、他の街のギルドの年会費よりも安い)


イベントモール(一応、造語)

東京・お台場みたいなのを想像してもらえると分かりやすいと思う。

ショッピングだけではなく、様々なサービスを受けることができる。

テーマパーク+ショッピングモール+民間・官などのオフィスや大型展示場などを合わせ持った場所を指す。(高速道路と直結しているだけではなく、鉄道も乗り入れ、船からもアクセス可能。隣接地には、小さいながらも飛行場もある。)


地域崩落設定

被害にあったのは、モールを中心とした半径3km。モールの中心地点にあったのは、世界樹というモニュメント。夜になると、世界樹から直上に向けて強い光を数本上げて、結構遠いところからでも、モールの場所が分かるというのが、売りの1つだった。(下層雲付近までははっきり見えるという太いレーザー光みたいなもの。深夜のみ。高さは約3km)

港湾施設ごと、元の世界からこっち側に引き込まれたため、元の世界では、海水が窪地に流入。周囲の土地は3kmの窪地に向かって一斉に崩れたため、引き込まれた範囲の十数倍の範囲がわずか数時間で地上から姿を消した。(主人公の家族(妻・長女)は、個人所有の島の住まい。神社が多くある島だが、訪れる人は少ない。主人公、妻も神職。長女は候補。)

地面だけではなく、空気も持っていかれたため、地上に想像を絶する低気圧状態が生じ、星全体の気象が大変動した。

今後の影響は、不明。


管理者とは?

私の小説の共通設定の1つ。

管理者とは、その空間を管理する最低3体で構成される運営会の会員者のことを指す。

身分(?)としては、神さまの上司にあたるような者。

広義の意味では、神様とも言える。


衝動的に書いた(?)ものです。


ギルドの捉え方が、他の異世界ものと違っています。

ほとんどの設定が、国家組織とは違う、干渉できない別組織…となっていますが、

この小説では、街組織と同じものとなっています。

設定資料も参照して頂けると幸いです。


連載はどうした? 

えー…

まぁ、ぼちぼちと、と思ってはいます。

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