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【春花】津向瞹ルート① 先輩の語る童話の結末
学園の裏庭で一人の男子生徒が本の朗読をしていた。
「良いお話でした!先輩!」
それを女生徒は結末まで聞き終えた。
「…僕は怖いと思ったけど」
「へーでも結末がちゃんと書かれてませんね
最後はどうなるんですか?」
女子生徒は続きが気になってうずうずしている。
「さあね…気になる?」
男子生徒がにやにやともう一冊の本をちらつかせた。
「先輩酷いです!ちゃんと続きあるんじゃないですか!」
本を開くと――――――――――――――――
「――――お姫様は王子様と幸せに暮らしました」
「なんか…童話らしい終わりですね!」
男子生徒は、女生徒は、つまらないと感じたのではないかと察した。
「君はどんな結末が好き?」
「え…幸せに終わるならなんでもいいと思います」




