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共通 世界変動


――――少女が目を覚ましたとき、視界はまっ暗闇だった。


なぜ自分がここにいるのか、それを考えながら手探りで歩き進んだ。

まわりに壁や障害物はなかった。であればここはどこだろう。


奥に一点の光がみえて、彼女は視力を喪ったわけではないことを知り、少女は立ち止まる。


《ようこそお嬢さん》


男か女かもわからない不思議なそれは、声すら耳に通らず。


―――ただ頭に言葉を紡がれた。


《君はここに今、生まれた。まだ自我も芽生えていないようだね》


少女はたしかに居るのに、その存在を人には認められるようにはなっていない。


《名前、どれがいい?……まあ、名前なんて飾り。全て君なのには代わりはない。だけどないのは不便だから仕方がない》



【日中春花】

【茂野ユミ】

【日向かな】


《では、君はどこにいきたい?》


(わたしは―――――)

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