転生した…?
不慣れなので温かい目でご覧ください
ん…?見たこと…ある天井ですね。でもいつものでもないような…
ーズキッー
い、いたぁい!
思わず大きな声を上げてしまう。と同時に、前世の記憶を思い出した。
私の前世は20歳のフリーターでした。勿論女子。名前はなぜだか思い出せないのですが。今世は#御厨__みくりや__##華__はな__#。
6歳になったばかり。そして…『花束を貴方に』という物語のヒーローの妹です。この物語は舞台となる学園にヒロインの神谷ハナが転校してきて、クラスメイトでヒーローの御厨#道__みち__#と障害を乗り越えて愛を育んでいくという物語なんです。
しかも物語がスタートする時の年齢は16歳。
何を隠そう兄の現在の年齢も16歳です。
「はぁ…」
ーガチャッー
「おはよう、華。もう起きてたんだね。お兄ちゃんがせっかく起こしに来たのになぁ。寝顔見たかったなぁ。」
みちくんおはようございます。ねがおはこんどね。
「おぉ!挨拶がちゃんと言えて偉いな!華は天才かっ」
お分かり頂けたでしょうか。そう、私の兄はシスコンなのです。
「みちくん、さきにおかあさんのところにいくよ。」
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おはようございます。おかあさん、おとうさん。
「「おはよう!」」
「待って、華!お兄ちゃんはもう学校行くから、応援して欲しいな!!」
う〜ん、こんな調子で本当にヒロインと仲良くなれるんでしょうか。まぁいいか。
#おにぃちゃん__・・・・・・__#がんばって!
「…っっ!ありがとう華!愛してるよ!」
「道、遅れるわよ!始業式ぐらい余裕を持って行きなさい!」
そんなこんなで兄は学校に行ったのでした。
「華、貴方も朝ごはん食べちゃいなさい。」
む、今日の朝ごはんは納豆があるな…。納豆は私の敵だぞっ!
お、おかあさま、なにとぞなっとうはなしで!
「駄目ですよ。しっかりお食べなさい!」
と言う訳で私が前世からの敵と戦っていると、頭の中に声が響いてきた。
《御厨華、貴方に告げます。良く聞いておきなさい。》
おかあさん、なにかいった?
「どうしたの?なにも言ってないわよ。何か聞こえたの?」
…ううん、なんでもない。きのせいだったみたい
《もう一度言います。良く聞いておきなさい。》
?!…もしかして神様…だったりします?
《そうです。では言います。前世で神の使いを救った運びで、貴方が好んでた物語に転生する事と相成りました。そして、特別にスキルを授けます。この力を使用して善い行いをする事を願います。ステータス、と言うと力を見れます。注意として、精神が体の年齢に合わせて幼くなっている部分もあるので気を付けなさい。以上です》
えっ?この物語ではスキルとかファンタジーな事は無かったんですけど…。どういう事??! 取り敢えず、
“すてーたすっ!”
いかがだったでしょうか。小説を読むばかりだったのですが、自分の読みたい設定の小説を自分で書いてみることにしました。
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